LenovoのThinkBook 14 Gen 7は2024年3月発売のノートPC
- 14インチ 1.38kg
- CPUはインテルのCore Ultra 5 125H、Ultra 7 155H
- メモリ16GBは12.8万から買える
という特徴があります。
Core Ultra Hシリーズを搭載したPCでは現状最も安いノートPCです。しかしディスプレイが少し弱いので、クリエイター向けで考えるならIdeaPad Pro 5iの方が良く見えます。
◆スペック概要
CPU: Core Ultra 5 125U、Ultra 125H、Ultra 7 155H メモリ: 8GB、16GB、32GB SSD: 512GB、1TB ディスプレイ: 14インチ 1920x1200、IPS、非光沢、60Hz Webカメラ: FHD (1080p)、プライバシーシャッター 顔認証なし、指紋認証あり USBポート: Thunderbolt 4 x1、USB-C x1、USB-A x2 インターフェイス: HDMI、SDカード、有線LAN、ヘッドフォン バッテリー: 45Wh、60Wh 動画再生時間 8.8時間~10.2時間 重量: 1.38kg
Core Ultra 5 125H、メモリ16GBが12.8万円(税込、送料込)とまずまずの安さです。
ただディスプレイはFHD止まり。デフォルト構成では、色域があまり広くありません。(sRGBカバー率63%)
このCPUなら、sRGBカバー率100%で、FHDあるいは2.5K、2.8Kの高精細な液晶を搭載するのが一般的です。またリフレッシュレートも60Hzではなく120Hzの滑らかな追従性を備えたものが主流になりつつあります。
全体のバランスを見ると、本機はディスプレイがちょっと弱いと言えます。
一方、SDカードスロットや有線LANポートなどインターフェイスは充実しています。
◆IdeaPad Pro 5iとの比較
LenovoのIdeaPad Pro 5iは、ディスプレイが2.8Kの液晶、または2.8Kの有機ELで、ThinkBookよりも明らかに優秀です。バッテリーは大容量のものを積んでおり、電池もちは良いと推察できます。
ThinkBook 14 Gen 7 | IdeaPad Pro 5i Gen 9 | ThinkBook 14 Gen 7 | |
CPU | Core Ultra 5 125H | Core Ultra 5 125H | Core Ultra 5 125H |
メモリ | 16GB | 16GB | 16GB |
SSD | 512GB | 512GB | 512GB |
ディスプレイ | 1920x1200 | 2880x1800 | 1920x1200 |
色域 | 63% sRGB | 100% sRGB | 100% sRGB |
リフレッシュレート | 60Hz | 120Hz | 60Hz |
バッテリー | 60Wh | 84Wh | 60Wh |
重量 | 1.38kg | 1.46kg | 1.38kg |
価格 | 12.8万 | 13.5万 | 14.2万 |
3月6日時点での価格は上の表のようになっています。
この価格差なら、IdeaPad Pro 5iが良さそうです
1.46kgと少し重いですが、1.38kgでも1.46kgでも毎日持ち運ぶにはちょっとキツい重量です。それならあまり変わらないだろうというのが筆者の意見です。
⇒ Lenovoストア IdeaPad Pro 5i Gen9
ThinkBook 14を選ぶ理由としては
・できるだけ価格を抑えたい人
・ディスプレイの色にはあまりこだわらない人
・ちょっとでも軽い方がいい人
・有線LANポート必須の人
といったところが考えられます。
あと今後の価格動向。ThinkBookがさらに安くなれば、その分プラス材料となります。