AMD Ryzen Z1 ExtremeはASUSのポータブルゲーム機「ROG Ally」と搭載されているCPUです。
8コア16スレッド、ターボ時の周波数は5.1GHzになります。
6月12日時点のPassMarkのベンチマークは
・サンプル数 3
・スコア(マルチスレッド) 25795
となっています。
![](https://i0.wp.com/digitalista51.com/wp-content/uploads/2023/06/digi2306121.png?resize=629%2C371&ssl=1)
インテル第12世代のエース、Core i7-12700Hに迫るくらいのスコアでとても優秀です。
Ryzen 7 6800Hは2022年のゲーミングノートでよく見かけるCPUですが、それよりも良いスコアです。
ゲーミングノートだと2.5kgとかそれぐらいのゴツい筐体が普通ですが、Ryzen Z1 Extreme搭載のROG Allyは608gの軽量ボディ。
![](https://i0.wp.com/digitalista51.com/wp-content/uploads/2023/06/digi2306123.jpg?resize=550%2C271&ssl=1)
それで12700Hや6800Hなどと比較できる性能が出せるというのは驚きです。
◆ROG Allyのスペック
OS: Windows 11 Home
CPU: AMD Ryzen Z1 Extreme
メモリ: 16GB
SSD: 512GB
ディスプレイ: 7インチ 1920x1080、120Hz
内蔵グラフィックス: Radeon 780M
サイズ: 280.0x111.38x21.22-32.43mm
重量: 609g
という構成で11.0万円(税込、送料込)
普通のWindows機として見ても価格は安いと思います。外部モニターとキーボードを用意して本機をミニPCのように使うということもできそうです。
ゲーム機としても良し、ミニPCとしても良し。11万という安さもあって人気です。
内蔵GPUはRadeon 780M相当。
GTX1650 > 780M > 680M
という位置です。
![](https://i0.wp.com/digitalista51.com/wp-content/uploads/2023/06/digi2306122.png?resize=562%2C371&ssl=1)
エントリーグラボのGTX1650よりも下なので、Steam上のゲームなど軽めのものがメインとなるでしょう。あるいは設定を落として中量級までといったところです。