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性能に振り切ったゲーミングPC。DELL G15 5530のレビュー

今回はDELL G15 5530のレビューです【貸出機材提供:DELL】

DELL G15 5530は2023年3月発売のゲーミングPC。

  • CPUはインテル第13世代のCore i7-13650HX。高性能
  • グラフィックスはRTX 4050 (RTX 3050、4060も選択可能)
  • ディスプレイは15.6インチ FHD、165Hz
  • ボディは樹脂製。高級感はない

という特徴をもっています。

簡単に言うと、

性能は文句なし。
作りはちょっと甘い。
デザインはイマイチ。
価格は安い

というPCです。

欠点はあるものの、特徴がはっきりしていて良いと思います。

高性能のゲーミングPCを安く買いたい人におすすめです。

レビュー機のスペック

・Windows 11 Home 64bit
・CPU:Core i7-13650HX
・メモリ:16GB (8GBx2) 増設可能
・ストレージ: SSD 1TB
・グラフィックス: GeForce RTX 4050 (TGP = 140W)
・ディスプレイ:15.6型 (1920×1080)、非光沢、165Hz
・USB: USB-C x1、USB-A x3
・インターフェイス: HDMI、有線LAN、ヘッドフォン
・Webカメラ: HD(720p)、プライバシーシャッターなし
・顔認証なし、指紋認証なし
・ACアダプター 330W
・サイズ: 357.26x274.52x26.95 mm
・重量: 2.97kg

レビュー機はCore i7-13650HXにRTX 4050の構成。

価格は9月26日時点で17.0万円(税込、送料込)です。

上位モデルはRTX 4060、下位モデルはRTX 3050も用意されています。

※価格の最新情報はDELLのオンラインストアで確認してください。

デザイン、ディスプレイ

カラーはクォンタムホワイト。

材質は樹脂製(再生プラスチック)です。
カラーが白ということで、少し安っぽく見えます。

背面は出っ張りがあり、熱を逃がす設計になっています。ここだけカラーが青で「G」のロゴが入っています。

初代ガンダム?と思ってしまいましたが、それを意識したデザインなのかどうかはわかりません。ゴツくて、ちょっと前のゲーミングノートという感じを受けます。

重量は2.97kgと重め。
リュックタイプのバッグならなんとか持ち運びできますが、基本は据え置きです。

あとACアダプターが大きいです。手の大きさと比べてもらえるとわかりますが、通常の5倍くらいのサイズです。ACアダプター(330W)が1.34kgもあります。これだけで14型ノートくらいの重量です。

ディスプレイは

・FHD 1920×1080
・アスペクト比 16:9
・非光沢
・リフレッシュレート 165Hz
・輝度(明るさ) 350nit
・色域 sRGBカバー率 100%

という仕様。

全体のデザインが低調だったので、ディスプレイも期待してませんでしたが、予想以上に良いディスプレイです。

DELL Inspiron 14と比較するとご覧のとおり。

明るさと色の鮮やかさで本機の方が勝っています。

リフレッシュレートも165Hzとゲーム仕様になっています。

悪い: デザインはイマイチ
悪い: ACアダプターが巨大
良い: ディスプレイがクリエイター仕様を満たす

Webカメラ

ディスプレイ上部に付いているWebカメラですが、プライバシーシャッターはありません。

解像度はHD(720p)です。明るさはまずまずですがノイズが目立ちます。

9万で買えるビジネスノートのFHDカメラと比較すると差は明らかです。

本機は性能に振り切っているので、こういう細かいところは目をつぶるしかありません。

悪い: カメラの映りは平均以下

ベンチマーク

CPUはCore i7-13650HX。14コア20スレッド。インテル第13世代のCPUです。

Cinebench R23のベンチマークテストを実施したところ、

シングルスレッド: 1891
マルチスレッド: 18488

というスコアでした。

シングル、マルチともに優秀です。

Core i7-13650HXの平均値には少し足りていませんが、全体では上位に入ります。Ryzen 7 7745HXと同等、Core i7-13700Hよりは上のスコアです。

PhotoshopでRAW現像

PhotoshopでRAW現像10枚にかかる時間を計測してみました

本機は全体の2位のタイム。第12世代の12700Hが1位ですが、第13世代の他の機種よりも速いタイムが出ました。

Davinci Resolveで動画編集

動画編集ソフトのDavinci Resolveで180秒の動画をyoutube用に書き出すのにかかった時間を計測してみました。

こちらはトップのタイム。動画書き出しは非常に優秀です。

ゲーム

最後にゲーム性能に関していくつかテストしてみます。

まずは定番のベンチマーク、ファイナルファンタジーXIV 暁月のフィナーレ(2021年発売)です。

1920×1080 標準品質(ノートPC)という条件でスコアは23195で「非常に快適」。平均フレームレートは167fpsでした。

ただしバッテリー駆動時にはパフォーマンス低下があります。スコアは13557、平均フレームレートは94fpsまで下がりました。

この程度のゲームならバッテリー駆動でも快適にプレイできますが、重量級のゲームになるにつれて厳しくなるでしょう。

次はストリートファイター6

ちょっと重めのゲームですが、こちらも問題なく快適にプレイできます。

対戦モードでは60fpsに張り付き、他のモードでは115~120fpsという結果です。

最後は3DMark Time Spy

RTX 3060搭載機とほぼ同じくらいのスコアです。これまでレビューしてきたゲーミングPCの中では上位です。このスコアなら、FHDでほとんどのゲームを100fpsでプレイ可能です。軽めのAPEX Legendsだと高設定で144fpsに張り付いてくれるはずです。

以上のことをわかりやすくまとめると

○ネット、動画視聴
○オフィス系ソフトで事務作業
〇画像編集
〇動画編集
〇ゲーム

となります。

良い: RAW現像、動画書き出しは過去トップクラスの速さ
良い: FHD(1080p)ならほとんどゲームは快適
微妙: バッテリー駆動時は性能が下がる

キーボード、タッチパッド

キーピッチ(キーの間隔)は18.7mm、キーストローク(深さ)は1.5mmです。

ストローク、打鍵感ともに平均的ですが、EnterキーやBackspaceキーが横とくっついているので見栄えは良くないです。

あとタッチパッドもカタカタと音がします。ボディが樹脂製なせいか、安定感があまり良くありません。

ゲーム時はコントローラーを使うと思うので、キーボードの出来はそこまで重要じゃないかもしれません。ただ普段使い、ビジネス利用での快適度が少し落ちるのは確かです。

悪い: キーボード、タッチパッドは平均以下

インターフェイス

USBポートは全部で4つ。

USB-Cが1つあり

・転送速度 10Gbps
・PD対応 (電力供給対応)
・映像出力対応

となっています。

残り3つは通常のUSB-Aポートです。

あとはHDMIと有線LAN、ヘッドフォンジャック。ゲーム用ということで有線LAN(RJ-45)があります。

デジカメ用のSDカードスロットがないのは残念ですが、ゲーム用としては十分な装備です。

良い: 有線LANポート
微妙: SDカードスロットなし

排気音、熱など

ゲーミングノートで気になるのは熱と音。

負荷をかけたときはブーンというファン音がけっこうします。参考程度ですがアプリで測定した音量は50デシベルでした。一般的なゲーミングノートは大体このくらい出ます。

キーンという高音にはならないので、一応許容範囲だと思います。

評価まとめ

短所
・高級感はない
・タッチパッドの作りが甘い
・ACアダプターが巨大
・生体認証なし

長所
・CPU性能は世代トップクラス
・RTX 4050搭載。FHDでゲームを楽しむのに最適
・ディスプレイの色域が広く、画像編集にも使える
・コスパ良し

デザイン面での野暮ったさは残るものの、性能は一切妥協せずに振り切っているのが良いと思いました。

Core i7-13650HXはこの世代トップクラスの性能があり、ゲームはもとより画像編集や動画書き出しといった作業も非常に速いです。

またグラボのRTX 4050も1世代前のRTX 3060相当の性能があり、幅広いゲームを楽しむのに最適です。

レビューしたのはRTX 4050のモデルで価格は17.0万円(税込、送料込)ですが、9月26日時点ではRTX 4060搭載モデルも安いです。上位のRTX 4060の場合は、SSD容量が512GBになります。

また逆に、ランクを落としてRTX 3050モデルにすれば13.0万とグッと価格を抑えることもできます。

最新価格はDELL公式ストアでもう一度チェックしてみてください。

公式ストア DELL G15 5530

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