2025年のThinkPad Eシリーズはちょっと複雑。
例年どおりCPUがインテル、AMDで分かれているのに加え、インテルも2種類存在します。
結論から言うと、機種名に「IAL」と書かれてある方が高性能でおすすめです。

「IRL」と機種名に書いてあるのは性能があまり高くなく、かと言って値段もそんなに安くないのであまりおすすめしません。
今日紹介するのはその
ThinkPad E14 Gen 7 IAL
ThinkPad E16 Gen 3 IAL
です。

この2機種はCPUにCore Ultra 5 225H、Core Ultra 7 255Hを、そしてメモリも32GB搭載できます。
◆基本スペック
CPU: Core Ultra 5 225H、Core Ultra 7 255H
メモリ: 32GB
SSD: 1TB
iGPU: Intel Arc 140T
かなりハイスペックな構成が可能です。
ディスプレイも最上位にアップグレードしておきましょう。
最上位の仕様は
14インチ 2880×1800、非光沢、100%sRGB、120Hz
16インチ 2560×1600、非光沢、100%sRGB、120Hz
と14型か16型で少し差があります。
※ディスプレイの仕様は変更されることもあるので公式ページで最新状況をチェックしてください。
上記のような構成で18.3万~18.4万と20万以内でおさまります。
メモリが32GBあるので、RAW現像、イラスト制作、動画編集といったクリエイティブワークも快適です。
◆CPU、iGPUは文句なし
Core Ultra 5 225HとUltra 7 255Hの性能は高いです。

このグラフを見るなら、無理にUltra 7にアップグレードしなくてもUltra 5 255Hでも十分かなという印象です。
このCPUの性能をフルに活かすならメモリは32GBがおすすめです。
内蔵グラフィックス(iGPU)はIntel Arc 140T。この性能も高く、FHD解像度でのゲームならそれなりに遊べます。

◆16インチノートは意外と少ない
Lenovo、HP、DELLは14インチのラインナップは豊富ですが、16インチは意外と手薄です。
16インチのクリエイター向けPCを探している人にはThinkPad E16 Gen 3 IALが候補となるでしょう。
◆まとめ
- ThinkPad Eシリーズで性能重視なら「IAL」
- スペック盛り盛りでも18万円台
- 同じインテルの「IRL」は買うな
- 安さならAMD Ryzen搭載のThinkPad E14 Gen 7 AMD