「ThinkPad おすすめ」で検索すると百科事典のようなページがヒットしてThinkPadの1つ1つのシリーズを説明してくるのですが、当サイトはもっと簡潔に書きます。
ThinkPadのおすすめ機種は
- X1 Carbon
- X13
- Eシリーズ
- Tシリーズ
この4つです。
ThinkPadを10年以上使ってきた筆者の個人的な意見ですが、まずはこの4つの中から選んでおけば間違いないと思います。
ThinkPadは他にも
・Lシリーズ
・Pシリーズ
・Aシリーズ
・Cシリーズ
・X1 Nano
・X1 Titanium
・X1 Yoga
・X1 Extreme
・X1 Fold
といったラインナップがありますが、これはひとまず無視してもらってもいいでしょう。
その方がわかりやすいです。
全ての機種の特徴を百科事典のように長々と説明してもいいですが、「ThinkPad おすすめ」で検索する人が本当に欲しい情報はそれではありません。
もっと簡単に、3つか4つの選択肢を示すことだと思います。
なので、最初に挙げた4機種に絞った説明をおこなっていくことにします。
X1 Carbon
X1 CarbonはThinkPadのフラッグシップ機です。4K液晶やLTE、5G対応など様々なオプションが用意されています。
- 14型軽量(1.05kg前後)
- 17万円台~と高め
- ハイスペック仕様
⇒ ThinkPad X1 Carbon Gen 9 (2021年モデル)
「ThinkPadで一番いいやつをくれ」と言ったらX1 Carbonが出てきます。
X13
王道のXシリーズ。12.5型の時代から続く歴史のあるシリーズでX1 Carbonが出る前まではこのXシリーズがThinkPadの代名詞でした。いまでも根強い人気があります。
- 13.3型軽量(1.1kg前後)
- 11万円台~
- ミドルスペック~ハイスペック
X1 Carbonよりもコスパが良いので個人的にはX13の方が好きです。
Eシリーズ
EシリーズはThinkPadの中では廉価版という位置づけ。このEシリーズは6~8万くらいでそこそこのスペックのものが買えるので非常に人気です。14型と15.6型の2種類が用意されています。
- 14型15.6型
- ミドルスペック
- 6万円台~
ThinkPadのおすすめを知りたい人に最も適合するのがThinkPad E14、E15の2機種だと思います。
Tシリーズ
Tシリーズは上の3つよりは少し推奨度は低いです。簡単に言うと、Eシリーズをハイスペック仕様にした機種で14型と15.6型が用意されています。価格もEよりも高いです。しかしX1 CarbonやX13よりも安いです。
- 14型15.6型
- 10万円台~
- ミドルスペック~ハイスペック
Tシリーズは渋めですが、コアなThinkPadファンは外せない選択肢です。
以上がThinkPadのおすすめ4機種です。
持ち歩きしたいなら最初の2つ。家で据え置き用として使いたいなら、最後の2つが良いでしょう。
簡単ですね。
こうやって情報を整理して簡潔に伝えることも重要だと思うのですが、最近のGoogleはとにかく文字数の多い記事を重要視するので、「ThinkPad おすすめ」で検索したときに当サイトが上位に表示されることはないでしょう。
Google上位のページで情報量が多すぎて余計に訳わからなくなってしまった人が、最後にぼくのページにたどり着いて、「ああ。こういうわかりやすい記事を待ってたんだよ」と思ってくれたら幸いです。
ThinkPadの命、トラックポイント
最後はおまけとしてトラックポイントについて書いておきます。
ThinkPadにはキーボードの中央にトラックポイントと言われる赤ポチがあり、これでカーソル操作を行います。
最初見た人は「なにそれ?、タッチパッドがあるじゃん?」と思うかもしれません。しかしこのトラックポイントはThinkPadの命とも言える存在で、めちゃくちゃ便利なデバイスです。
人差し指で操作しカーソルを動かすという単純なデバイスがいまもなお絶対的な支持を受けていることは驚きですが、本当によくできています。
マウスだとキーボードから手が離れてしまいますが、このトラックポイントだとキーボードから手を離さずにカーソル操作や画面スクロールが可能です。これさえあれば、タッチパッドは不要、マウスも不要です。
筆者は、メインPCをThinkPadからIdeaPad(同じLenovo)に変えましたが、このトラックポイントだけはどうしても必要だったので外付けのトラックポイントキーボードを購入してそれを使っています。