ASUSのVivobook 15X OLED X1503ZAは2022年7月発売。
- インテル第12世代のCore i7-12700H搭載
- 有機ELで色が鮮やか
という特徴があります。
Core i7-12700H
メモリ16GB
SSD 512GB
15.6インチ 2880x1600 有機EL
重量 1.7kg
という構成で13.0万円(税込、送料込)と価格も安いです。
11月14日時点の価格.com売れ筋ランキングで5位。
この価格帯のPCが上位にランクインすることはめずらしいことです。
◆ASUSと言えば有機EL
普通の液晶ディスプレイよりも色が鮮やかです。
解像度は2880×1620、2.8K相当
最大輝度 600nit
リフレッシュレート 120Hz
sRGBカバー率 133% (DCI-P 100%)
色差 ΔE < 2
という仕様で、クリエイター向けとしても十分な品質です。
写真は同じASUSのVivobook Pro 15 OLEDの有機EL。
色に注目しがちですが、違いは色以外にも出ます。一言で言うと、光の表現が素晴らしいと感じました。
ただ光沢タイプなので映り込みがあります。
そこがちょっと気になるところでしょうか。
◆動画編集にも使えるか?
本機に最適なのは画像編集(RAW現像)で、動画編集は軽めまでと考えておいた方が良さそうです。
動画は、編集をリアルタイムに反映させるときにグラフィック性能が効いてきます。なので理想はグラボ搭載のゲーミングPCです。
本機はグラボ非搭載なので、そこまで本格的な編集はできません。4K動画とか重いデータだとモタつく可能性が高いと思います。
◆Lenovo IdeaPad Slim 570i Proとの比較
15.6~16インチのクリエイター向けPCで安いと言えば、LenovoのIdeaPad Slim 570i Pro。
Vivobook 15X OLED | IdeaPad Slim 570i Pro | |
CPU | Core i7-12700H | Core i7-12700H |
ディスプレイ | 有機EL | 液晶 |
SSD | 512GB | 1TB |
解像度 | 2880x1600 | 2560x1600 |
光沢/非光沢 | 光沢 | 非光沢 |
SDカードスロット | なし | あり |
Thunderbolt | なし | あり |
重量 | 1.7kg | 1.95kg |
価格 | 13.0万 | 15.0万 |
ただしLenovoも最近は値上がり傾向なので、そこまで安いわけではありません。
IdeaPadはディスプレイが普通の液晶です。
VivobookのマイナスはSDカードスロットなしという点とUSBポートもThunderboltじゃないという点。インターフェイスが弱いです。しかし軽さと安さではIdeaPadよりも上です。
◆まとめ
- 第12世代インテル、有機ELで13万
- 動画編集には少し物足りない
- SDカードスロットなし、Thunderboltなしが欠点
11月30日までの価格です。