5月29日から発売されるThinkPad X1 Carbonですが、2019年モデルと大きな差はなくマイナーチェンジという印象です
14型1.09kgという軽量ノートで、ThinkPadのフラッグシップと言える存在ですが、完成度が高いせいか、進化する余地が少なくなってきてるようにも感じます
ネット上の声としてあがったのは、メモリが32GBいけないという点
ぼく的には16GBで十分だと思うのですが、メモリを食う作業(動画編集など)を行ってる人からするともっと必要って思うことがあるのでしょう
CPUはIntelの第10世代Comet Lake
すでに2019年モデルのX1 Carbonも第10世代へと刷新されているので、目新しさはありません。一部、Core i5-10310UやCore i7-10610UといったCPUも用意されるようですが、2019年モデルにあったCore i7-10710Uの選択肢がなくなりました(今後復活する可能性はあります)
ディスプレイの選択肢が豊富なのは同じです
・FHD 非光沢
・FHD 非光沢 タッチ対応
・FHD 非光沢 タッチ対応 プライバシーガード
・WQHD 非光沢
・UHD 光沢
という選択肢が用意されています
通常のFHDで輝度は400nitsあり、これはThinkPad X13の300nitsよりも明るくなっています
さらにUHDでは500nits、コントラストは1500:1となっており、これは2019年モデルのコントラスト1400:1より若干ですが向上しています
※写真は2019年モデル
USBポートは全部で4つ
USB-C x2は2つともThunderbolt 3です
※写真は2019年モデル
この辺も2019年モデルと全く同じです
1つ違う点と言えば、Wi-Fi規格。
2020年モデルではWi-Fi 6に対応しています
ただこれはPCだけ対応していても意味がなく、ルーターも変えないといけないので大きなメリットにはならないように思いました
こんな感じで、ほとんど変わってないことがわかると、じゃあ2019年モデルを安く買えないか?って思うのが人間の心情です(笑)
しかし残念ながら2019年モデルはまだそこまで値下がりしてません
ちなみにぼくは2019年モデルはあまり好きではありません
以前レビュー記事で書いたとおり、クリックボタンのフラット化により操作性が低下しているからです
あくまでぼく個人の感想ですので、人によっては全然気にならないよという人もいるでしょう
初めて聞いたという人はチェックしてみてください