ThinkPad X13 Gen1が本日(5月29日)発売されました
ThinkPadの伝統のXシリーズで、X390、X395の後継機となります
13.3インチ1.18kgと軽量、CPUにはIntel第10世代Comet Lakeを搭載しています
予定では6月5日からAMD Ryzenモデルも販売されます
今回のThinkPad X13では主役はRyzenモデルの方になるでしょう
搭載予定のRyzen 4000番台のCPUは、非常にパワーが上がっており、ゲーミング用のCPU並だと評判です
X13のようなコンパクトかつ薄型のボディでその性能をちゃんと発揮できるのかどうか、楽しみに待ちたいと思います
一方、本日発売されたIntelモデルの方は、現行のX390と比べほとんど目新しさはありません
X13でWi-Fi 6に対応したぐらいでしょうか。
スペックシートを全部チェックしたわけではないので、はっきりとは言えませんが、同時発売のX1 Carbonも前モデルとほぼ一緒だったのでX13も同様だと思います
実際、X390と価格を比較すると
Core i5、メモリ8GB、SSD256GBという構成で
X390⇒13.2万
X13 ⇒13.9万
とほとんど差はありません
◆ディスプレイについて
ディスプレイの選択肢は4つ
- HD (1366×768) 250nits
- FHD (1920×1080) 300nits
- FHD (1920×1080) タッチ対応 300nits
- FHD (1920×1080) Privacy Guard 500nits
どれを選ぶかで全体の重さが変わります
- HD 1.33kg
- FHD 1.18kg
- タッチ 1.32kg
- Privacy Guard 1.39kg
オーソドックスなFHD(カーボンファイバー製)が一番軽量になるので、おすすめです
Privacy Guardは横から画面を覗き見されるのを防止するもので、輝度が500nitsを明るいのですが、実機をさわった人の評判はあまり良くありません。
Privacy Guardをオフにしていても画面の四隅がちょっと暗く感じるというもの。重さも1.39kgと重くなるので、回避した方が良さそうです
気になるのはおすすめのFHD液晶は「6週間以上かかる」ってなってる点です
コロナの影響でしょうか?
Lenovoは生産ラインでやらかすことがけっこう多いので、そこが不安です
あと関係ないですが、いまだにHD(1366×768)を用意するのは何故なんでしょうね? もうFHDからでいいのでは?と思いました。
◆まとめ
最初に書いたとおり、X13の今回の主役はAMDモデルの方です
6月5日に発売されるので、その仕様と価格を見てから判断したいと思います
Intelモデルを焦って買うのはおすすめしません
一応参考までにThinkPad X390のレビュー記事を載せておきます
時間のある方は読んでみてください
⇒【レビュー】ThinkPad X390の良い点、悪い点を正直に書いてみた
ThinkPad X13 Gen1のスペック詳細はこちら
⇒Lenovo公式ストア ThinkPad X13 Gen1