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ASUS ZenBook 3はまあ一言でいえば「イキリすぎ」なパソコンだ

ASUSのZenBook3 UX390UAが話題となっているのでぼくもいくつか記事をチェックしてみました。

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まだ発売前にこんなことを言うのはあれですが、はっきり言えば「イキリすぎ」です(笑)

もし高校の1年後輩にZenBook3みたいなヤツがいたら、
「ちょーおまえ、なにイキッとんねん!」
とつっこんだことでしょう。

Mac先輩はしょうがないにしても後輩のZenBookは許せないのです(ZenBook、理不尽な後輩扱いw)

デザインについて

写真で見る限り確かにすばらしく洗練されたデザインですね。12.5型で筐体はA4用紙よりも小さく、さらに910gという軽さ。これについて何も文句はありません。
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カラーは高級感のある色ロイヤルブルーが早くも人気だとか。

ただここまで何もかも削ってしまっていいものでしょうか?デザインの美しさを優先させたことで、いろいろ弊害も出てきているのではないでしょうか?

ユニバーサルドックありき

デザインのシンプルさを追求した結果、ポートもかなり思い切って一掃されました。USBのタイプCが1つだけ。

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これはもうユニバーサルドックを買ってそこにいろいろ挿しましょうってことです。なぜならタイプCは従来のUSBメモリが刺さらないのでこのままだと使いものにならないからです。

逆に言うと、ちょっと出先でUSBメモリ(従来の)のデータをZenBookに取り込む場合、ユニバーサルドックも持っておく必要があるということです。

SDカードリーダーも同様です。旅先、デジカメで撮ったたくさんの写真をすぐにパソコン上で編集したい人は要注意です。旅行先にユニバーサルドックを忘れずに持っていく必要があるからです。

プレゼンに使用したい場合もそう。いついかなるときもユニバーサルドックが付いてきます。

そうなると価格もユニバーサルドック込みの価格で考えないといけません。さらに言うなら重量もユニバーサルドック込みの重量で考えないといけないでしょう。

この薄さ、軽さでCore i7は衝撃的

ZenBook3がすごいのは11.9mmの薄さ、910gの軽さでCore i7を搭載したということです。2016年のトレンドを見てると、超薄型モバイルPCのプロセッサーにはCore mシリーズというのがお決まりでした。Core mシリーズはCore iシリーズよりも低消費電力ですが、その分パワーも少なくせいぜいCore i3レベルです。

その代わりCore mにすればファンがいりません。筐体が熱をもつことが少なくなるのでファンをなくし、より軽量化することが可能となるというわけです。例えば2016年の6月に発売されたLenovoのYoga 900Sは薄さ12.8mm、999gの軽さですが、CPUはCore m5~m7で、MS Officeが付いて価格は18万円弱。

これに対しZenBookはファンが必須のCore iシリーズを搭載しつつ、910gという軽さを実現しました。Core i5、メモリ4GB、SSD256GBで999ドルですが、日本発売のときは為替レートにやや上乗せされて13、4万円くらいからのスタートになるんじゃないかと予想します。

PCIe接続のSSD

ZenBook3には通常のSATA接続のSSDよりさらに高速なPCIe接続のSSDが内蔵される予定です。特に1TBのSSD(PCIeで)は目を惹きます。おそらくSamsungのSSDになると思いますが、それがSM961なのかPM961なのかはストレージ厨にとっては気になるところです。

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SM961はMLCタイプ、PM961はTLCタイプでSM961よりはスピードも劣ります。

1TBも容量があればデータの転送スピードの差、SM961かPM961かをそこまで気にする必要はないかもしれません。しかし256GBモデルぐらいだとスピードの差がはっきり認識できるほどです。これはSurfaceBook(PM951)とThinkPad T460s(SM951)、VAIO Z(SM951)など多くで確認済です。

ZenBook3もできればSM961、SM951であってほしいところです。

※10月追記

海外でのレビューを見ると、SSDはSamsungじゃなく東芝のTHNSN5512GPU7のようです。容量は1TBまでいけるという話でしたが、予定変更で最大512GBのSSDとなっています。

PCIe接続の高速SSDで、ベンチマークをとるとシーケンシャルリードが2000MB/s、4Kリード、ライトがそれぞれ50MB/s、150MB/sという数値を出しています。SamsungのSM951とほぼ同じレベルですから、速さの心配はなくなったと言えるでしょう。

キーボードを許容できるかどうか・・

ZenBook3のキーストローク(キーの深さ)は0.8mmです。「MacBookの2倍あるぞ、どうだ!」と言ってるそうですが、いつも2.0mmのキーボードを叩いているThinkPadファンからすると「は、何言ってんだ?」という感じです。

キーボードの使い心地はまるで別物でした。MacBookはキーストロークがほとんどない独特な打鍵感が特徴でしたが、ZenBook 3はキーボードにある程度のストロークがあります。例えるなら13型MacBook Airのキーボードのストロークをやや浅くした感じです。
ただ展示機では、わりと剛性感の薄い、強く押すとグニャリとする印象のある打鍵感でした、試作機という点もありますが、このあたりがそのままだった場合、好みが分かれそうなところです。

好き嫌いが分かれそう・・って書いてあるときは大体「おれは嫌いだけど」って意味です(笑)

ZenBook3を買うかどうかは結局キーボード次第という人も多いはず。そういう人は、最初にハードルを下げておきましょう。決して期待をしてはいけません。

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でもこういう見方も実は古臭いおっさんの見方なのかもしれませんね~

ぼくの印象からすると、昔からキーボードに慣れ親しんだ世代はやはり厳しめの評価です。でもスマホ世代の若者にとってZenBook3のキーボードはどうなんでしょう?まだ発売前で感想を聞くことはできませんが、もしかすると全く問題ないのかもしれませんね。
CPUは第7世代Kabylakeか?

ここにきてZenBook 3に搭載されるのは第7世代のKabylakeではないかという噂が出てきました。2016年8月現在ではまだ第6世代ですから、もしこれが本当ならけっこう大きなニュースになるはずです。

つまりCore i5-7200U、Core i7-7500Uが搭載される可能性があるということです。

ASUSとしては、
「最新のKabylakeで、910gで、この薄さ、もう文句なしでしょ?」
という思惑なんでしょう。

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