Sony Eマウントレンズで広角域から中望遠域までカバーする便利なズームレンズがSEL1670Zです。
このレンズは、価格.comではとても高評価。
66人の平均が4.60(5点満点中)という満足度です。ただしカテゴリー平均が4.61なので、平均レベルだという見方もできます。
アマゾンでも20人の平均は4.5と高評価です。
⇒ アマゾンのレビュー:ソニー Eマウント用 APS-C専用 SEL1670Z
一方で、海外の有名レビューサイトではあまり評判が良くありません。
中央の解像度はまずまず素晴らしいのですが、周辺部がとても残念な写りだいう評価。
レビューサイトによって主張は様々で、「特に70mm(望遠側)の周辺部がひどい」という意見もあれば、「いや、24mmがひどい」というのもあります。
正直どの評価を信じたらいいのか、わからないのですが、ぼくが一番気になるのは逆光耐性なので、それをSonyストアでチェックしてきました。
Sonyストアの天井のライトを撮ってみると・・・
16mm、F=4.5、ISO=200
う~ん、けっこうフレアが出ますね。
拡大すると、点光源周辺が白っぽくなっていてコントラストも低下しているのがよくわかります。
絞りを変えてもう一枚。
16mm、F=10、ISO=800
F=10に絞ってもフレアは出ます。ゴーストも出ます。最初の写真と角度が違うので、F値による傾向については何も言えませんが、少なくとも逆光耐性は良くないみたいです。
周辺部の解像はどうでしょう?
ぼくが見る限り、「ひどい」と酷評されるほどではないと思うのですが。。。
でも逆光耐性が予想以上に悪いのはショックでした。
ぼくが多用する【広角+逆光】が、このレンズではあまり使えそうにありません。
これが2、3万のレンズならまだしも、8万もするレンズからね~
ネット上で評価が分かれているSEL1670Zですが、ぼく的には「ナシ」
解像うんぬんの前に逆光耐性が悪いの致命的です。
自分の目で確かめてスッキリしました。