Sony α5000はボディだけで3万~4万円くらい。ミラーレスの中では一番安いレベルのまさにエントリーモデルですが、ぼくのメインカメラとして活躍してくれてます。
一方先日発売されたSony α9は同じミラーレスながらボディだけで50万もするモンスター(笑)
価格は10倍以上!
もう別世界すぎて、頭がクラクラしてきます。
α9の何がすごいのか?
まずはセンサー。α5000のセンサーサイズはAPS-Cですが、α9はフルサイズ。そしてずば抜けて処理速度の速いExmor RSというセンサーを使用しています。
高感度にも強く、ISO=51200までなら全然OKという話らしいです。ISO=1600くらいでノイズが気になり始めるα5000とは比べ物になりません。
処理速度が速いおかげで高速連射が可能になっています。
1秒間に20コマの連射ですよ。(α5000は3.5コマなので約7倍の連射性能)
しかもシャッター音は無音です。
さらにオートフォーカスもすごく高速らしく、693点位相差検出AFと、25点コントラスト検出AFのハイブリッドシステム。
α5000なんて25点コントラスト検出しかありませんよwそれでも風景とか撮るぶんには問題ないです。
普通AF(オートフォーカス)はコントラスト方式より位相差方式の方が速いと言われていますが、693点の位相差検出AFがどれほど速いのか?ぼくの想像は全く及びません。
こうして見てくるとα9は、スポーツなど動体撮影に向いているカメラだということがわかります。
風景メインのぼくには、益々遠い世界の話に聞こえてきます。
連射性能やAF性能がアップしたので「はいじゃあ50万ね」と言われると「いやいやいやww」となりますよ。
まあそれ以外にもファインダーの見やすさとか、手ぶれ補正とか、操作性とか、何から何まで、段違いなわけですが、ぼくは半額の25万でも「う~ん」と尻込みするようなレベルの人間ですからね。。。
でもα9の発売で1つ良い事が。
それはα9もα5000と同じくEマウントってことです。
α9の発売で、Eマウントレンズのラインナップが今後充実してくれる可能性があるからです。
Eマウント末端ユーザーにとって、親玉のα9が頑張って、レンズの充実度を引き上げてくれれば、それでいいかなというのがささやかな望みです。
実際5月になってSonyはEマウントレンズのアップデートを続々と発表しています。
例えばSEL50F18Fなんかはオートフォーカスがネックという評価でしたが、アップデート版ではそれが改善されているようですね。
α9の方はすでにアマゾンでは品薄ですね。