HPのChromebook x360 14b-cb0000は2021年7月発売のChromebook。
- 14型の変形2-in-1タイプ
- CPUはPentium Silver N6000、ミドルレンジ性能。
- 価格は59,800円(税込、送料込)
という特徴があります。
ありそうで意外と少ないミドルスペックのChromebookです。
10万以上するハイスペックではなく、また3~4万のエントリーモデルでもなく、その中間の6万前後のモデルとしてまずまずコスパが良さそうです。
スペック概要
CPU: Intel Pentium Silver N6000
メモリ: 8GB
ストレージ: eMMC 128GB
ディスプレイ: 14インチ FHD(1920×1080)、IPS、タッチ対応
USBポート: USB-A x1、USB-C x2
インターフェイス: microSD、ヘッドフォン
Wi-Fi: Wi-Fi 6対応
バッテリー駆動時間: 11時間
サイズ: 約 326.5 x 219.6 x 18.5 mm
重量: 1.6kg
CPUはインテルのPentium Silver N6000を搭載。
Windows用のCPUとしては「下の上」クラスですが、Chromebookではサクサク動きます。
Geekbenchのベンチマークスコア(シングル)は以下のとおり。
スコア | 価格 | ||
ASUS C223NA | Celeron N3350 | 293 | 2.3万 |
Lenovo Flex 360 ChromeBook | Media Tek MT8183 | 302 | 3.7万 |
HP Chromebook x360 14b (2020) | Pentium Silver N5000 | 434 | 4.7万 |
HP Chromebook 14a | Pentium Silver N5030 | 506 | 4.5万 |
HP Chromebook x360 14b (2021) | Pentium Silver N6000 | 729 | 6.0万 |
3~4万クラスのChromebookがスコア300~500くらい。
本機のPentium Silver N6000はスコアが729と頭ひとつ抜けた存在です。
Chromebookの場合このスコアが300~500程度でもまずまず快適なのですが、たまにアプリの立ち上げが遅かったりとかでストレスを感じることがあります。
その点、Pentium Silver N6000はスコアは700以上ですから快適度がさらにアップしていると思います。
2021年時点のChromebookの中では「中の上」クラスに位置すると言っていいでしょう。
メモリは8GB、ストレージも128GBと十分な容量を備えています。
ディスプレイは14型のフルHDでタッチパネルです。
オフィス系アプリ
ChromebookでもOfficeは使えます。
選択肢は3つ
・Googleのオフィスアプリ(無料)
・MicrosoftのオンラインOffice(無料)
・Microsoftの有料Office
基本的には無料のアプリで十分だと思います。
文章作成、表計算やグラフ作成、プレゼン資料作成、ほとんどの作業はGoogleやMicrosoftの無料アプリで可能です。
その他の特徴
◆カラー
筐体カラーはスプルースブルー。HPの最上位モデルであるHP Dragonflyに似たカラーでとても上品な色合いです。
◆重量は1.6kg
14型で1.6kgと少し重めです。
変形してタブレットとしても使用できますが、重さがあるのでタブレット利用の頻度はあまり多くならないでしょう。
◆Wi-Fi 6対応
Wi-Fiは最新規格のWi-Fi 6に対応しています。自宅のWi-FiルーターもWi-Fi6に対応していれば、高速な通信が可能です。
◆インターフェイス
USBポートが3つ。うち2つはUSB-Cです。Chromebookはそこまで周辺機器との接続はしないと思いますが、いざというときでもUSBポートが豊富なので助かります。
◆自動更新ポリシー
自動更新ポリシーは2029年6月まで。
2029まで安心して使えます(そこまで長くは使わないと思いますが)
まとめ
- 14型の変形2-in-1
- インテルPentium Silver N6000搭載のミドルスペック
- 上品なカラー
- 1.6kgとちょっと重い
- 59,800円でコスパはまずまず