AMD Ryzen 5 5560Uは6コア12スレッドのCPUで2022年の前半から市場に出ています。
あまり見慣れないCPUですが、Ryzen 5 5625Uと同じZen 3アーキテクチャで性能も似ています。
Ryzen 5 5560U | Ryzen 5 5625U | |
コア数スレッド数 | 6コア12スレッド | 6コア12スレッド |
基本周波数 | 2.3 GHz | 2.3 GHz |
ターボ周波数 | 4.0GHz | 4.3 GHz |
PassMarkシングル | 2786 | 2878 |
PassMarkマルチ | 15019 | 14886 |
- PassMarkのシングルスレッドでは5625Uが上
- マルチスレッドでは5560Uが上
というスコアが出ています。
ただ差は小さいのでざっくり同じと見なしてもいいでしょう。
基本周波数は同じですがターボ時の周波数は5625Uの方が少し上。
理論的な性能で言うと、5625Uの方が上に来ると思われます。
マルチスレッドだけで比較すると、インテルよりも高い傾向があります。
これはRyzen全般に言えることなので、特に驚きはありません。
Adobeソフトとの相性ではインテルの方が上です。
Lightroom、Photoshopでバリバリ画像編集したい場合はインテルをおすすめします。
ただRyzen 5 5560Uでもそれなりに快適に動くでしょう。
◆Ryzen 5 5560U搭載のPC
1つは以前紹介しmouse X4-R5
Ryzen 5 5560U
メモリ 16GB
SSD 512GB
ディスプレイ 14インチ FHD
重量 1.17kg
という構成で12.8万円(税込、送料込)
軽さは魅力ですが、12万台とコスパはあまり良くないです。
もう1つはミニPCのBeelink SER5
Ryzen 5 5560U メモリ 16GB SSD 500GB USB-Cx1、USB3.0x3、USB2.0x1 HDMIx2、有線LAN、ヘッドフォン 重量 1.03kg
というスペックで5.5万円(税込、送料込)
ミニPCなのでキーボードとモニターは別で用意する必要がありますが、こちらの方がコスパは断然良いです。けっこう良いモニターとキーボード(マウス)を買っても10万以内に収まるはずです。
Amazonでランキング上位になっているBeelink SER5。レビューも高評価です。