LenovoのノートPCで
IdeaPadシリーズ
ThinkBookシリーズ
の2つはスペックやデザインが似ていて、最初に見た人が何が違うんだろう?と戸惑うかもしれません。
IdeaPadシリーズは
IdeaPad 100番台
IdeaPad 300番台
IdeaPad 500番台
というふうに分かれていて、数字が上がるほどランクも上がります。
2020年11月時点で点数をつけるとするなら、
IdeaPad 100番台 45点
IdeaPad 300番台 65点
IdeaPad 500番台 80点
ThinkBook 85点
という感じでしょうか。
ThinkBookとIdeapad 500番台の差は小さいですが、どちらが上かと言われるとThinkBookになるかと思います。
これは性能や使い勝手の良さなどを考慮した点数で、安さ(価格)は含めていません。もし価格も含めて考えると、若干ですがIdeapad 500番台がリードしているかなという気がします。
簡単に言うと、
IdeaPadは安い
ThinkBookは端子類が多い
となります。
上の写真は2020年10月発売のThinkBook 15 Gen2。側面にUSBポートや有線LANポートなどがたくさん付いていて便利です。
ThinkBook 14 Gen2とIdeaPad Slim 550i (14)
同じ14型ノートであるThinkBook 14 Gen2とIdeaPad Slim 550i (14)を比較してみました。
基本スペックはCore i5、メモリ8GB、SSD256GBという最も一般的な構成にしています。
ThinkBook 14 Gen2 | Ideapad Slim 550i (14) | |
CPU | Core i5-1135G7 | Core i5-1035G1 |
ディスプレイ輝度 | 300nit | 300nit |
ディスプレイ sRGB | 100% | 65% |
USBポート | USB-C x2、USB-A x2 | USB-C x1、USB-A x2 |
Thunderbolt | あり | なし |
有線LAN、SDカード | あり、あり | なし、あり |
Wi-Fi | Wi-Fi 6 | Wi-Fi 5 |
重さ | 1.4kg | 1.45kg |
価格 | 9.2万 | 6.6万 |
比較表を1つ1つ見ていくと、ThinkBookが上回っている項目が多いです。
特に大きくリードしているのは
- CPUが最新第11世代(Ideapadは第10世代)
- USBポートが1つ多い
という点です。
他にも
- 有線LANポートも付いている
- ディスプレイの色再現性
- Wi-Fi 6に対応
などいくつかポイントがあります。
ThinkBookの方が万人向けに作られいることがわかります。
しかし価格は9.2万と6.6万
Ideapadの方が断然安いです。
これがもし7.6万と6.6万くらいの差であれば、迷わずThinkBookを推奨すると思います。しかし9.2万と6.6万ということなら、IdeaPadの安さをとるかなというのが正直な気持ちです。
Ideapadは3~4年前まではかなり安っぽいPCという印象でしたが、ここ2年くらいで品質がグッと上がりました。
実際ぼくは2019年にIdeaPadを購入しました。今も使っていますが、とても快適です。
写真は筆者所有のIdeapad C340
ThinkBook 15 Gen2とIdeaPad Slim 550i (15)
ThinkBook 15 Gen2 | Ideapad Slim 550i (15) | |
CPU | Core i5-1135G7 | Core i5-1035G1 |
ディスプレイ輝度 | 300nit | 300nit |
ディスプレイ sRGB | 100% | 65% |
USBポート | USB-C x2、USB-A x2 | USB-C x1、USB-A x2 |
Thunderbolt | あり | なし |
有線LAN、SDカード | あり、あり | なし、あり |
Wi-Fi | Wi-Fi 6 | Wi-Fi 5 |
重さ | 1.7kg | 1.66kg |
価格 | 9.2万 | 6.4万 |
15.6型のThinkBook 15 Gen2とIdeaPad Slim 550i (15)も同様です
ThinkBookは9万円台に対し、IdeaPadは6万円台。
性能や使い勝手で言うとThinkBook。
安さならIdeaPadです。
実は買うタイミングによっても変わる
Ideapadは2020年7月発売でCPUは第10世代。
ThinkBookは2020年10発売でCPUは第11世代。
これを書いている2020年11月時点では、
- ThinkBookの方が新しいので性能も良い
- でも発売直後でちょっと高い
という状況です。
しかし年末から年明けにかけて
ThinkBookの値下げ
が来る可能性が高いです。
そうなると、ThinkBookの魅力が増します。
上で述べたように、Core i5、メモリ8GB、SSD256GBという構成が7万円台まで下がれば、ThinkBookの方を推奨したいです。
しかし2021年以降にはまたIdeaPadの新モデルが出て性能差がなくなりますから、そうなるとIdeaPadが再逆転ってことになりそうです。
つまり、買うタイミングによってコロコロ変わるくらい微妙な差ということです。
これがIdeapad 300番台とThinkBookの比較なら価格帯が全く違うので悩むことはないと思います。500番台とThinBookだと価格帯が近くでスペックも似ているので難しいですね。
どちらを買ってもコスパは良いので安心してください。あれこれ悩んで時間を使うくらいなら直感で決めてしまってもいいと思います。
まとめるとこうなります
- IdeaPad 500番台は80点。
- ThinkBookは85点
- IdeaPadは安さが魅力
- ThinkBookの方がより万人向け
- ThinkBookは値下がするとさらに魅力アップ
【参考】
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