Core 3 100Uは2024年のノートPC、ミニPCなどに搭載されるCPUです。
6コア8スレッドでTDPは15W。内蔵GPUはインテル UHD Graphicsとなります。
3月25日時点のPassMarkのベンチマークスコアは以下のとおり
サンプル数: 1 シングルスレッド: 3525 マルチスレッド: 11049
サンプル数は少ないものの、予想どおりのスコアです。
これまでのCore i3に相当する位置づけのCPUですが、マルチスレッドは優秀です。
2021年のCore i7 (Core i7-1165G7)より上のスコア
2022年のCore i5 (Core i5-1235U)よりはちょっと下という位置です。
この性能なら、ネット、動画視聴、ワードエクセルまでは何も問題なくこなしてくれるでしょう。
◆構成と価格が問題
Core 3 100Uを搭載したノートパソコンはメモリが8GBのケースが多いです。
CPU: Core 3 100U メモリ: 8GB SSD: 512GB
という構成で6~7万くらい。
コスパは良くありません。
6~7万でこの性能なら悪くないでしょ?と思われるかもしれませんが、メモリ8GBというのが2024年の水準ではネックとなります。
この価格帯では、CPU性能よりも
・メモリが16GBあるかどうか ・ディスプレイの質、IPS液晶かどうか ・ボディの材質、アルミ合金かどうか
に注意した方が良いです。
CPU性能はすでに十分高いです。普段使い用であれば、2023年のCore i5やRyzen 5を選んでも全く問題ありません。
例えばDELL Inspiron 14 5435
CPU: AMD Ryzen 5 7530U メモリ: 16GB SSD: 512GB ディスプレイ: 14インチ 1920x1200、IPS液晶 重量: 1.59kg
これが6~7万で買えます。
Core 3 100Uを買うよりもCPU性能が良いですし、メモリも16GBあります。
Core 3 100U (メモリ8GB) を買うなら少なくとも5万円台前半。できれば4.8万くらいで買いたいところです。