Ryzen 7 250は2025年以降のノートパソコンに搭載されるCPUです。
Zen 4アーキテクチャ、8コア16スレッド。基本周波数、ターボ時の周波数まで2024年のRyzen 7 8840Uと全く同じ仕様です。
コアスレッド | 周波数 | ターボ時 | iGPU | |
Ryzen 7 250 | 8/16 | 3.3GHz | 5.1GHz | Radeon 780M |
Ryzen 7 8840U | 8/16 | 3.3GHz | 5.1GHz | Radeon 780M |
8840Uのリネーム品という扱いでOKでしょう。
2025年2月時点でのPassMarkのベンチマークは以下のとおり。
サンプル数: 1
シングルスレッド: 3868
マルチスレッド: 23552
Ryzen 7 8840Uと似たスコアです。

2025年のノートPC全体で見ると「中の上」レベル
・普段使い
・ワードエクセル
・画像編集
・軽めの動画編集
・軽めのゲーム
が主な守備範囲です。
内蔵グラフィックスはRadeon 780Mで軽めのゲームが主体。低設定なら中量級のゲームまで遊べます。
リネームということで目新しさはないですが、このクラスのCPUとしては文句のない性能かと思います。
10万ちょいで買えるノートPCなら、Ryzen 7 250は良い選択です。
◆Ryzen 7 250を搭載したPC
ThinkPad E14 Gen 7 AMD

CPU: Ryzen 7 250
メモリ: 32GB
SSD: 512GB
ディスプレイ: 14インチ 1920x1200、100%sRGB
重量: 1.41kg~
という構成で13.0万円(税込、送料込)
メモリ32GBあるので、RAW現像、動画編集にも使えます。ディスプレイ解像度がFHDなのが少し不満ですが、sRGBカバー率100%と色域の広い液晶を搭載しています。