Chuwi(ツーウェイ)CoreBook X 14インチは2021年発売モデル。
- CPUはCore i5-8259Uで普段使いOK
- メモリ16GB、SSD 512GB
- ディスプレイの縦横比は3:2
- 重さ 1.5kg
という特徴があります。
中華PCということで大手メーカーよりも信頼度は落ちますが、スペックと価格の安さは魅力です。
◆スペック概要
OS: Windows 10 Home 64bit
CPU: Core i5-8259U
メモリ: 16GB
SSD: 512GB
ディスプレイ: 2160x1440 IPS、光沢
USBポート: USB-C x1、USB-A x1
インターフェイス: microSD、ヘッドフォン
Wi-Fi: Wi-Fi 5対応
重量: 1.5kg
上記の構成で59,900円(税込、送料込)
Amazonで販売されています。タイミング次第では5万円台前半になることもあるので、良い時期を待って買うのが良いでしょう。
CPUはインテル第8世代のCore i5。2018年のCore i5なのでちょっと古いですが、普段使い~ビジネス利用までなら快適にこなしてくれます。
PassMarkのベンチマークスコアは以下のとおり。
シングルスレッド | マルチスレッド | |
Core i5-1135G7 | 2722 | 10044 |
Core i5-8259U | 2238 | 8066 |
Core i5-10210U | 2209 | 6345 |
Core i3-1115G4 | 2688 | 6234 |
Core i5-8265U | 2108 | 6062 |
Celeron N5100 | 1414 | 3354 |
目安としては
- シングルが1500以上
- マルチが2500以上
あれば普段使いは快適です。
Core i5-8259Uは余裕で条件をクリアしています。マルチスレッドのスコアが8068と優秀で、第10世代のCore i5よりも上です。
CPU性能に加え、メモリが16GBあるので、Adobe LightroomやPhotoshopといった重めのソフトがけっこう快適に動きます。複数のアプリを立ち上げてハードに使うことも可能でしょう。
動画編集やゲームになってくると流石に厳しいと思います。あと画像編集でもPhotoshopでがっつりレタッチするような作業も厳しいです。でもそれ以下ならまずまず使えそうです。
◆デザイン、キーボード
CoreBook X 14インチは実際に見ていませんが、同じChuwiのLarkBook Xという機種をサブ機として使ってました。
写真がそのLarkBook X。CoreBook Xもほぼ同じデザインのようです。
ボディはアルミ合金を使っていて、まずまず高級感があります。
ディスプレイの縦横比が3:2。通常は16:9や16:10が多いですが、それよりもさらに縦が長い画面になっているのでWebページなどを表示する情報量が増えています。
これは明らかにプラスです。
キーボードは英語配列になっています。
さらに右端にEnterキーがなく、代わりにHome、End、PgUp、PgDnが並んでいます。
この配列がちょっとハードル高いかなという感じ。HPやASUSのPCで慣れている人なら、そんなに気にならないと思います。
キーストロークは1.4~1.5mmくらい。柔らかめのタッチですが、打鍵感は悪くないです。
安いPCで一番ネックになりやすいキーボードが予想以上に良かったです。
◆USBポートがネック
一番の欠点はUSBポートが少ないことです。
USB-Cが1つとUSB-Aが1つ、合計2つのポートしかありません。
できればもう1つ欲しいです。
USB-CはPD対応なのでモバイルバッテリーからの充電が可能です。
◆まとめ
- CPU性能はまずまず
- メモリ16GBあるのが大きい
- ディスプレイは3:2で縦に長く作業効率アップ
- 英語配列キーボード
- USBポートが2つしかない
マイナス面もありますが、この性能で5万円台なら悪くないと思います。