DELLのInspiron 14 2-in-1 7415は2021年4月発売のモデル。
- 変形2-in-1タイプ、重さ1.56kg
- CPUはRyzen 5000シリーズ
- ディスプレイは光沢、タッチ対応
- ペンは別売り
という特徴があります。
価格は割引クーポンを使って7.8万円(税込、送料込)~とまずまずのコスパですが、14型2-in-1はLenovoのIdeaPad Flex 550 (6万円台)というコスパ最強機があるだけにそれを上回る魅力が欲しいところです。
スペック概要
CPU: Ryzen 5 5500U、Ryzen 7 5700U
メモリ: 8GB(4GBx2)、16GB(8GBx2)
SSD: 256GB、512GB
ディスプレイ: 14インチ FHD(1920×1080)、光沢、タッチ対応
USBポート: USB-C x1、USB-A x2
インターフェイス: HDMI、microSD、ヘッドフォン
Wi-Fi: Wi-Fi 6対応
バッテリー: 54WHr
重量: 1.56kg
CPUはRyzen 5000シリーズでさらに性能アップ。
Cinebench R20のマルチコアではRyzen 4000シリーズよりもさらに20%~30%くらいアップしています。
Ryzen 5 5500U ≒ Ryzen 7 4700U
1世代古いRyzen 7が新しいRyzen 5と同等といった感じですね。
ただし、マルチコアのスコアがそのまま作業の速さ、快適度に直結するというわけではないのであまり期待しすぎないようにしましょう。
ディスプレイ
ディスプレイ上部にはWebカメラが付いており、カメラを使用しないときはスライド式で隠せるようになっています。
光沢タイプ、タッチ対応の液晶で、
視野角(水平)は160度
輝度 220nit
色域 sRGBカバー率65%
と平均的なディスプレイです。
普段使いで困ることはないですが、綺麗な画面で映画を楽しんだり、画像編集や動画編集を行ったりするには少し物足りないかもしれません。
IdeaPad Flex 550 14型との比較
ライバルはLenovoのIdeaPad Flex 550です。
Inspiron 14 2-in-1 7415 | IdeaPad Flex 550 14型 | |
CPU | Ryzen 5 5500U | Ryzen 5 5500U |
ディスプレイ輝度 | 220nit | 250nit |
SDカード | microSD | フルサイズSD |
ペン | 別売り | 付属 |
重量 | 1.56kg | 1.50kg |
価格 | 7.7万 | 6.4万 |
表を見るとわかるように、比較した項目でInspironが勝っている点はありません。
CPUは同条件なのでおいておくと、あとは全部IdeaPadに軍配が上がります。
IdeaPadはフルサイズSDカードスロットが付いているのも大きいです。これがあると、デジカメ用のデータをすぐにパソコンに取り込むことができて便利です。
またIdeaPadはペンも無料で付いてきます。
価格は6.4万円(税込、送料込)と圧倒的に安いです。
完全にIdeaPadで決まりじゃん!と思うかもしれませんが、残念ながらIdeaPadは納期が遅く5月2日現在で3か月待ちという状況です。
一方、Inspironは6~9営業日で出荷してくれます。
IdeaPadと比較すると見劣りしますが、納期の早さがInspironの最大の長所です。
IdeaPadも突然在庫が回復する可能もありますが、それがいつになるかわからないので、現時点で買うならInspironがベストかなと思います。
LenovoがダメならHPはどう?と思うかもしれませんが、HPも同様に納期が遅れているので、早く届くのはInspironです。
実は2020年後半からずっと同じパターン。
10万以下のノートパソコン選びは
・コスパ
・納期
の2つを考える必要が出てきているので、そのときそのときで難しい判断になってしまってます。
納期が安定しているのはInsprion 14 2-in-1 7415です。
もう少し待てるなら、IdeaPadがベストです。