LenovoのIdeaPadシリーズの最新モデルはCPUがこれまで
- インテル第10世代
- AMD Ryzen 4000シリーズ
の2モデルでした。
しかし2021年の1月末にようやくインテルの方が最新の第11世代へと刷新されました。
インテル第11世代とRyzen 4000シリーズは性能的にはいい勝負。ベンチマークではまだRyzenが勝ってますが、リアルなアプリの速度で比較するとインテルの方が上をいくことが多いです。
IdeaPadの500番台は特に要チェックです。
IdeaPad Slim 550i (14)
IdeaPad Slim 550i (15)
IdeaPad Flex 550i (14)
IdeaPad Flex 550i (15)
この4モデルはとてもコスパが良いですし、また人気モデルなのですぐに売り切れしてしまう可能性が高いです。
実際、Flex 550i (15)は現在在庫切れです。
IdeaPad Slim 550i (14)
14インチのオーソドックスノートです。
Core i3モデル(型番:82FE00A9JP)だと5.5万円とかなりの安さです。
しかもメモリ8GB、SSD256GBというバランスのとれた構成が可能です。
Core i3-1115G4の性能は高く、2年前のCore i5相当です。ネット、動画鑑賞、資料作成といった基本的な作業はもちろん、画像編集(RAW現像)も可能なスペックとなっています。
万人向けがCore i3モデルです。
Core i5モデル(型番: 82FE00ACJP)でも価格は6.6万円と安いです。
人気となりそうな構成ですが、ぼくの印象としてはやや中途半端な感じがします。このCPU性能ならメモリ16GBくらい積んで、画像編集や動画編集、軽めのゲームを楽しみたくなります。
Core i7モデル(型番: 82FE00E4JP)だと8.9万円です。ハイスペック仕様にするなら、Core i5よりもCore i7モデルの方がいいでしょう。メモリ16GB、SSD512GBでこの価格は激安です。
IdeaPad Slim 550i (15)
15.6インチ1.66kgのオーソドックスノートです。
Core i3モデル(型番:82FG00CEJP)だと5.8万円。14インチモデルより少し高いですが、それでも十分な安さです。
メモリ8GB、SSD256GBというバランスのとれた構成が可能です。万人向けのモデルです。
Core i5モデル(型番: 82FG00C7JP)だと6.8万円。
Core i7モデル(型番: 82FG00CBJP)だと9.4万円です。
ハイスペック仕様にするなら、Core i5よりもCore i7モデルの方がいいでしょう。メモリ16GB、SSD512GBで10万を切ります。
14インチと15.6インチの比較で言うと、14インチの方が少し安いです。
IdeaPad Flex 550i (14)
14型、変形タイプの2-in-1でペンも付いてきます。
Core i3モデル(型番:82HS0052JP)だと5.9万円。
メモリ8GB、SSD256GBというバランスのとれた構成が可能です。万人向けのモデルです。
Core i5モデル(型番: 82HS0054JP)だと6.8万円。
Core i7モデル(型番: 82HS005DJP)だと10.0万円です。
ハイスペック仕様にするなら、Core i5よりもCore i7モデルの方がいいでしょう。
Flex 550i (15)は現在、在庫切れになっているので説明を省略します。
納期、在庫状況
2月1日現在の納期、在庫状況です。
CPU | 2021年2月1日の納期目安 | |
IdeaPad Slim 550i (14) | Core i3 | 1~2週間 |
IdeaPad Slim 550i (14) | Core i5 | 1~2週間 |
IdeaPad Slim 550i (14) | Core i7 | 1~2週間 |
IdeaPad Slim 550i (15) | Core i3 | 在庫切れ |
IdeaPad Slim 550i (15) | Core i5 | 6週間 |
IdeaPad Slim 550i (15) | Core i7 | 2か月 |
IdeaPad Flex 550i (14) | Core i3 | 1週間 |
IdeaPad Flex 550i (14) | Core i5 | 2~3営業日 |
IdeaPad Flex 550i (14) | Core i7 | 1週間 |
表を見ると、15.6インチのSlim 550i (15)は少し遅れ気味です。
急ぐなら、14インチのSlim 550i (14)か、Flex 550i (14)がおすすめです。
14インチよりも15.6インチの方がサイズとしては一般的ですが、個人的な好みは14インチの方です。
両方の実機をさわってみて感じたのは
・14インチの方がキーボードの打鍵感が良い
です。
最初は自分でも信じられず、同じIdeaPadでそんなことあるのか?って思いましたが、何度比べてもそうでした。
14インチの方がコンパクトなので、その分ボディの剛性が高いせいだと思います。
SlimかFlexか
SlimはオーソドックスなノートPC。
Flexは変形してタブレットにもなる2-in-1です。
ペン
・Slimは付いてない
・Flexは無料で付いてくる
ディスプレイ
・Slimは非光沢タイプ
・Flexは光沢タイプ
ディスプレイ
・Slimは輝度300nitで明るい
・Flexは輝度250nitで平均的
どちらもコスパは最強なので、最終的には好みで選んで大丈夫でしょう。
ぼくは2019年にFlex(機種名はC340)を買いましたが、Slim(S540)と最後まで悩みました。
変形2-in-1を買っても、結局オーソドックスなノートPCとして使うというパターンはあるあるなので、特にこだわりがないならSlimの方が良いと思います。
補足
第11世代のCore i3-1115G4はこんなに強いというグラフ。
PassMarkのベンチマークスコアはCore i5-10210Uに迫るくらいです。
できることは
○ネット
○動画鑑賞
○資料作成
△画像編集(RAW現像)
×本格ゲーム
という感じ。
一般ユーザーほとんどが満足できる性能になっています。
今回のIdeaPadシリーズに関してぼくの推しは
1.Core i3
2.Core i7
3.Core i5
という順になります。
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