DELL Vostrto 14 3000 (3400)は2020年11月発売のモデル。
- 14型1.59kg
- CPUはインテル第11世代(最新)
- 5万円台で買えるエントリーモデル
という特徴があります。
Vostroシリーズは一応法人向けモデルという位置づけですが、個人でも普通に買えます。
DELLの個人向けエントリーモデルとしてはInspiron 15 3000シリーズがありますが、そのInsprionよりもVostroの方が安いです。
詳しく見ていきましょう。
スペック概要
CPU: Core i3-1115G4、Core i5-1135G7
メモリ: 8GB (8GBx1)
SSD: 256GB
ディスプレイ: 14インチ FHD(1920×1080) 非光沢
USBポート: USB3.2 Gen1 x2、USB2.0 x1
インターフェイス: SDカード、HDMI、ヘッドフォン
Wi-Fi: Wi-Fi 5対応
重さ: 1.59kg
CPUはインテル第11世代のCore i3とi5
メモリとSSDはそれぞれ8GB、256GBで固定です。
Core i3(ベーシックモデル)だと5.3万円(税込、送料込)
Core i5(プレミアムモデル)だと6.4万円(税込、送料込)
とコスパは良いです。
オプションでMicrosoft Officeを付けることもできます。
カラーバリエーションはブラックのみです。
ディスプレイは暗め
ディスプレイ解像度はフルHDですが、輝度は220nitとやや暗めです。
5万~7万くらいのノートPCでは、220nit~250nitのディスプレイが多いですね。
ただ同じ220nitでも、視野角の狭いTN液晶と、視野角の広いIPS液晶で見え方がだいぶ変わってきます。
Vostro 14 3400は一応広視野角ディスプレイなので、その中ではマシな方でしょう。
- Webページ閲覧
- 資料作成
くらいの使用であれば問題ないはずです。
動画は映画ような暗めのトーンのものだと、少し見にくさを感じるかもしれません。
インターフェイス(端子類)
USBポートは全部で3つ。全部USB-Aで、USB-Cポートはありません。
USB-Aも1つはUSB2.0と転送速度の遅いポートが残っています。
USB3.2 Gen1: 5Gbps
USB2.0: 480Mbps
USBポートの仕様はいかにもエントリーモデルです。
しかしSDカードスロットや有線LANポートなど、最近の薄型ノートでは見かけなくなったポートも残っているのでこの2点は評価高いです。
Core i3でも十分な性能
インテル第11世代のCore i3はかなり性能が良く、基本的な用途ならこれで十分
です。
PassMarkのベンチマークスコアは6415となっています。
グラフにするとこんな感じ。
グラフの上から歴代のCore i3が並んでいます。どんどんスコアが上がっていって第11世代(赤い棒)でグンと伸びていることがわかります。
そのスコアはCore i5-10210Uに匹敵するほど。第10世代のCore i5と同等ということです。
Inspiron 15 3500との比較
Vistro 15 3400 | Inspiron 15 3500 | |
CPU | Core i3-1115G4 | Core i3-1115G4 |
メモリ | 8GB | 8GB |
SSD | 256GB | 256GB |
ディスプレイ輝度 | 220nit | 220nit |
USBポート | USB3.2x2、USB2.0x1 | USB3.2x2、USB2.0x1 |
SDカード、有線LAN | あり、あり | あり、あり |
価格 | 5.3万 | 6.2万 |
同じDELLのエントリーモデル、Inspiron 15 3500の比較すると、Vostroの安さがわかります。
他メーカーだと、LenovoのIdeapadシリーズやHPのHP 15sがライバルになるかと思いますが、DELL Vostroは在庫が安定しているのが強みです。
まとめ
- CPUはインテル第11世代で性能良し
- ディスプレイはやや暗め
- USB-Cポートなし
- SDカードスロットと有線LANポートあり
- 安さと納期の早さ