Lenovoの新モデル、ThinkPad X1 Carbon Gen 9が発売されました。
Gen 7→Gen 8のときはデザインもほとんど同じでマイナーチェンジもいいとこだったのですが、今回のGen 9はかなりモデルチェンジしています。
- 16:10ディスプレイ
- CPUはインテル第11世代
- メモリは最大32GB
- 5G対応モデルあり
といったところが大きな変更点です。
重量は1.13kgで、従来(1.09kg)とほとんど変わりはありません。
2020年の年末にはX1 NanoやYoga Slim 750i Carbonなど、1.0kgを切る機種が続いたのでもしかしたらX1 Carbonも1.0kg切り?という淡い期待がありましたが、それはさすがに無理でした。
ぼくが一番気になったのは、やはりキーボード。記事タイトルにあるように、キーストロークが1.35mmとさらに浅くなっています。
◆キーストローク問題
1.8mm → 1.5mm → 1.35mm
と少しずつストロークが浅くなっていくX1 Carbonのキーボード。
比較的新しいユーザーには受け入れられるのかもしれませんが、昔からのThinkPadファンのウケは良くないでしょうね。
実際ぼくは1.5mmの時点でかなり不満でした。
1.35mmのキーボードはまだ体験していないので、何とも言いようがないですが、期待よりも不安が大きいのは確かです。
◆ディスプレイ
ディスプレイの選択肢が多いのはいつもの通り。
1920×1200 輝度400nit
1920×1200 輝度400nit、タッチ対応
1920×1200 輝度500nit、タッチ対応、プライバシーフィルター
3840×2400 輝度500nit
4つの選択肢が用意されています。
4K(3840×2400)液晶でも低消費電力パネルの搭載されているので、従来のように4K液晶だとバッテリーがもたないという弱点は軽減されるでしょう。
またバッテリーも57Whと大容量化されているのも良い点です。
という感じで、良くなってる部分と、不安な部分がある今回のX1 Carbonでした。
◆2021年3月26日追記
Lenovoの公式ストアで発売されているモデルはまだ限定的。
Core i5-1135G7
メモリ8GB
SSD 256GB
ディスプレイ 1920×1200
という構成で17.2万円(税込、送料込)となっています。
ThinkPadは平日夜間 or 土日は割引率がアップするのでその時間帯がねらい目です。
⇒ Lenovoストア ThinkPad X1 Carbon Gen 9
ちなみにいま、X1 Carbonの2019年モデルがだいぶ値下がりしています。
Core i5-10210U、メモリ8GB、SSD256GBという構成なら11.8万円(税込、送料込)。2020年モデルがまだ15万することを考えたら、この2019年モデルは型落ちノートとして狙い目です。