DELLのInspiron 15 3000 (3502)は2021年1月発売の15.6型ノート。
- 安さがウリ
- 性能はかなり低い
- ディスプレイ解像度も低い
という特徴があります。
良い点(=安さ)よりも悪い点の方が目立つので、もし購入を考えている人がいるなら考え直した方がいいでしょう。
◆スペック概要
CPU: Celeron N4020
メモリ: 4GB
ストレージ: HDD 1TB、SSD 256GB
ディスプレイ: 15.6型 HD(1366×768)、非光沢
USBポート: USB3.2 x2、USB2.0 x1
インターフェイス: 有線LAN、HDMI、SDカード、ヘッドフォン
重さ: 1.77kg
CPUはCeleron N4020なので低性能です。
PassMarkのベンチマークスコアは1613。このスコアが2500より下だと通常の作業でもストレスを感じるくらいです。
ストレージはHDDとSSDの二択。SSDならまだいいですが、HDDにすると起動も遅くて使い物にならないでしょう。
ディスプレイの解像度もHD(1366×768)ですから低いです。
ボディはプラスチック製です。
はっきり言うと、すべてがダメなんです。
価格はエントリーモデルが3.7万円。エントリー(SSD搭載)モデルが4.0万円と安いですが、さすがにこの性能では話になりません。
できればあと1万出して、もっとマシなやつを買いましょう。
◆同等スペックのPCを買ったユーザーのクチコミ
DELLのInspiron 15 3501という機種も今回の3502とよく似たスペックです。こちらも3万円台で購入できる安さがウリのタイプ。
しかし実際に購入した人から不満の声も出ています。
動きが非常に遅い、ここまで遅いとは知らずに購入しました。
立ち上がるのが遅い。ネットや、メールを開いてから、3分以上たってから、画面が出るのが使っていると、苦痛でしかない。
買ってから後悔しないように、ちゃんとスペックを見て買った方がいいですね。
残念ながらInspiron 15 3502は最低条件に全く届いていません。
今後もしかしたら、さらにスペックの良いモデルが発売されるかもしれませんが、それでもおすすめはしづらい機種であることに変わりはありません。
◆Inspiron 15 3505も候補に
Inspironの安いやつだとInspiron 15 3505がおすすめです。
Inspiron 15 3502 | Inspiron 15 3505 | |
CPU | Celeron N4020 | Ryzen 3 3250U |
CPUスコア | 1613 | 4227 |
メモリ | 4GB | 8GB |
SSD | 256GB | 256GB |
ディスプレイ | 15.6型 HD(1366x768) | 15.6型 FHD(1920x1080) |
価格 | 4.0万 | 4.7万 |
こちらはCPUがAMD Ryzen 3なので、Inspiron 15 3502よりも圧倒的に性能が高いです。
メモリも8GBあって、ディスプレイ解像度はフルHD。
価格は4.7万円となっています。
3502と3505、同じInspironで価格も近いのに、性能は2ランクくらい違うのでコスパを求めるなら絶対に3505です。