第7世代(Kabylake)のCPUも出揃ってきたので、ベンチマークスコアをまとめておきます。
ベンチマークスコアは、PassmarkとCinebench R15が有名ですが、個人的にはCinebench R15の方が信頼性が高いかなと思ってるのでこちらを使うことにしています。
*印が付いているのが第7世代(Kabylake)です。
Core i5とi7に関しては第7世代が頭1つ抜けています。
スコアはサンプル数の増加とともに変動する数値なので、100%はアテにできませんが、これを見る限り第6世代よりも15~25%くらい性能アップしているように見えます。
またCore i5-7200Uは、Core i7-6500Uよりもスコアが上です。
第7世代Core i5 > 第6世代Core i7
念のためPassmarkで調べてみてもCinebenchと同じ結果でした。
Core mシリーズは第7世代からCore m3 7Y30とCore i5 7Y54という名前になりました。Core i5という名前が付いているので紛らわしいですね。
こちらも確実に性能アップしています。Core i5-7Y54は第6世代のCore i3-6100Uと同等です。
Core m3でも3年前のCore i3レベルはあるので、マルチタスクで重くなることを心配する必要はなさそうです。
Core mシリーズとCeleronとの差は大きいです。
CeleronをメインPCに搭載するのはおすすめできません。
そんな中、一部のノートパソコンにPentium 4405Uを搭載したエントリーモデルが登場しました。
「こいつもどうせCeleronの仲間なんだろ」って思っていたらビックリ。意外にパワーがあって、Core i3レベルという結果が出ています。
まだ完全には信頼できない部分があるのですが、Passmarkでも高いスコアが出ているので本当っぽいです。
Pentium 4405Uは例えばLenovo ideapad 110に搭載されていて、メモリ4GB、HDD500GBという構成が4万円台で販売されています。ベンチマークスコアから言えば、かなりお買い得だと言えるでしょう。
詳しくはこちらの記事へ
⇒ Lenovo ideapad 110に14型が出た。Pentium 4405U搭載でコスパ高いぞこれ。
まあこれはあくまでエントリーモデルでの話です。
もっと上のクラスなら、Core i5がおすすめ。
各メーカーのフラッグシップモデルも、最低Core i5-7200Uを搭載しており、Core i3はほとんど見ません。