LenovoのYoga Slim 750i Proは2021年1月発売。
- ディスプレイは14インチ 2.2K液晶
- クリエイティブ作業向けのPC
- オフィス付きのモデルを販売中
という特徴があります。
発売当初は量販店のみで売られていたのですが、現在はLenovo直販でも買えるようになっています。
そして量販店よりも価格がグッと安くなっています。普段からLenovoが安いのは知ってるぼくでも値段が間違っているんじゃないか?と思ったくらい。
くわしく見ていきましょう。
スペック概要
製品番号:82FX000DJP、82FX000CJP
CPU: Core i5-1135G7、Core i7-1165G7
メモリ: 8GB、16GB
SSD: 512GB
ディスプレイ: 14インチ 2.2K (2240×1400)、非光沢
グラフィックス: NVIDIA GeForce MX450
USBポート: USB-C x2、USB-A x1
インターフェイス: ヘッドフォン
Wi-Fi: Wi-Fi 6対応
バッテリー: 15.2時間
重量: 1.33kg
オフィス: Microsoft Office Home and Business 2019
CPUはインテル第11世代のCore i5とCore i7。3月25日現在、Core i7モデルは売り切れ、Core i5のみの販売となっています。
Core i5
メモリ8GB
SSD 512GB
オフィス付き
という構成で9.9万円(税込、送料込)
オフィスが2万相当することを考えると、かなり安いです。
しかもディスプレイは高精細な2.2K液晶。グラフィックスもGeForce MX450で軽めのゲームOKになっているので、非常にお得です。
ヤマダ電機のオンラインストアで買うと16万します。
それがLenovo直販だと9.9万円。
圧倒的な安さです。
ディスプレイとグラフィックス
ディスプレイの縦横比(アスペクト比)は16:10。通常ディスプレイは16:9なのでそれよりも縦長になっています。
Webページなど縦に長い画面を見るときは16:10にした方がスクロールする回数も減り作業効率が上がるので、最近のトレンドは16:10です。
その他、
解像度 2240×1400(高精細)
輝度 300nit(明るい)
sRGBカバー率100%(色域広い)
とかなり良い液晶を搭載しているので画像編集や動画編集に適しています。
グラフィックスはGeForce MX450。
性能的にはGeForce GTX 1650よりは下。GTX 1050よりは上。
「下の上~中の下」クラスです。
本格的なゲーム用としては心許ないスペックですが、動画編集や軽めのゲームなら十分対応できる性能です。
例えばフォートナイト(軽めのゲーム)くらいでしたら、1080pの中設定で140fpsくらいは出ます。
グラフィックスをもっとグレードアップさせると今度は筐体がゴツくなりますし、重量ももっと重くなります。本機はグラフィックスは抑え気味にする代わりに、薄さと軽さを手に入れました。
1.33kgと持ち運べるクリエイター向けPCとなっています。
インターフェイス
USBポートは3つ。USB-Aが1つとUSB-Cが2つです。
USB-Cの2つは転送速度が高速なThunerbolt 4です。
1つは電源ポートを兼ねているので、常時使えるポートは2つのみとなります。
他はHDMIやmicroSDもなし。ヘッドフォンジャックのみ。
最小限の端子類となっています。
USB-Aポートが1つ残っているのは良い点かなと思いますが、周辺機器との接続はハブ(変換アダプター)を買って対応する予定の人には、USB-Aポートがあってもなくてもあまり変わらないかもしれません。この辺は、運用スタイルによって良し悪しが変わるでしょう。
Proが付く方が安い
Yoga Slim 750i ProとYoga Slim 750iを比較してみます。
Yoga Slim 750i | Yoga Slim 750i Pro | |
CPU | Core i5-1135G7 | Core i5-1135G7 |
メモリ | 8GB | 8GB |
SSD | 512GB | 512GB |
ディスプレイ解像度 | 1920x1080 | 2240 x1400 |
グラフィックス | Intel Iris Xe | GeForce MX 450 |
重さ | 1.36kg | 1.33kg |
USBポート | USB-C x2、USB-Ax2 | USB-C x2、USB-Ax1 |
オフィス | あり/なし | あり |
価格 | 11.7万/9.7万 | 9.9万円 |
表を見るとわかりますが、Proの方が安いんです。
Proじゃない方はオフィス付きで11.7万円(税込、送料込)。
Proは、9.9万円(税込、送料込)です。
スペックは明らかにProの方が上です。
(だから名前にProって付いているわけです)
Proじゃない方も大体の相場から言えば安い方だと思いますが、それよりも安いわけですから非常にお買い得です。
まとめ
- アスペクト比16:10。2.2K液晶
- 軽めのゲームもOK
- オフィス付き
- 本当にいいの?というくらい安い
2021年に出たばかりの機種がこんなに安くなっていいんでしょうか?
Lenovoの気が変わらないうちに購入した方がいいでしょう。