【2022年】インテルとRyzenどっちを選ぶか?ノートパソコンの場合

2022年6月現在、ノートパソコンに搭載されている最新CPUは以下のように分類できます。

  • 第12世代インテルHシリーズ: Core i7-12700Hなど
  • 第12世代インテルPシリーズ: Core i7-1260Pなど
  • 第12世代インテルUシリーズ: Core i5-1235Uなど
  • Ryzen 6000Hシリーズ: Ryzen 7 6800Hなど
  • Ryzen 6000Uシリーズ: Ryzen 7 6800Uなど
  • Ryzen 5000シリーズ Zen3: Ryzen 5 5625Uなど

今回はそうした一般向けのノートPCのCPUでAMD RyzenとIntel、どっちが性能いいのか?どちらを選んだらいいのか?という疑問に答えてみたいと思います。

ゲームを本格的にやりたい人向けの比較ではないので、その点はご了承ください。

Adobeを使うならインテル

LightroomやPhotoshop、Premiere ProといったAdobeソフトへの最適化はインテルの方が上です。

PhotoshopによるRAW現像ではインテルの方が圧倒的に速いタイムを出しますし、Premiere Proの動画書き出しもインテルが速いです。

第11世代のときもそうでしたが第12世代になってさらにインテルが強くなってる印象です。

これはCinebenchやPassMarkのスコアだけ見ていてもわからないので注意してください。

Photoshopを使ったベンチマークでは、

Core i7-12700H > Ryzen 7 6800H > Core i7-1260P > Ryzen 7 6800U

という順に並びます。

性能だけで言うならCore i7-12700Hが頭1つ抜けた存在です。

2021年時点では、Core i7-11800HとRyzen 7 5800Hがいい勝負していたのですが、そこから差が開いてしまっているのがわかります。

動画書き出しなら互角のケースも

動画編集ソフトのDavinci Resolveでは、Core i7-12700HとRyzen 7 6800Hの書き出しタイムがほぼ同じくらいという報告もあります。Adobe以外のソフトを使用した場合は、Ryzenも悪くないです。

動画書き出しやCGレンダリングといった作業は以前からRyzenが得意でした。

普段使いはインテル、しかし価格はRyzen

アプリ起動やWebブラウジングなどの基本的な作業はCPUのシングルコア性能に依存します。インテルはRyzenよりもシングルコア性能が高いので、この分野も優位に立っています。

ただ作業自体が軽いので、体感的な差はほとんどないと言っていいでしょう。

例えるなら、小学6年生と中学生が九九を計算する差みたいなもので、どっちも速くて実生活で困ることはないってことです。

普段使い用なら、価格で決めてもいいかもしれません。

Ryzen 5 5625UとCore i5-1235Uで比較すると、安いのは圧倒的にRyzenです。

1260Pと6800Uの比較

10万~15万くらいのビジネスノート、クリエイター向けノートではCore i7-1260P、Ryzen 7 6800Uの比較が多くなるかと思います。

実際この2つの比較は難しいです。

TDP(熱設計電力)は

  • Core i7-1260P 28W
  • Ryzen 7 6800U 15W~28W

となっており、消費電力はインテルの方が高いです、つまりバッテリーもちはRyzenが優秀となります。

薄型ノートの場合は、発熱の問題も無視できません。性能ではインテルが優位に立っていても、発熱でその性能をフルに発揮できない可能性があるからです。Ryzenはそうしたリスクが少ないと言えます。

また価格もRyzen 7 6800Uの方が少し安いです。

まとめ

Core i7-12700H vs. Ryzen 7 6800H
⇒ このクラスなら価格よりも性能重視。Core i7-12700Hを推奨。

Core i5-1235U vs. Ryzen 5 5625U
⇒ 普段使いなら価格重視。Ryzen 5 5625U推奨。

Core i7-1260P vs. Ryzen 7 6800U
⇒ 性能と価格のバランスが難しいところ。発熱の度合も機種ごとに変わるのでどっちが良いとは言い切れないが、Adobeを多く使うならCore i7-1260Pを推奨。それ以外はRyzen 7 6800Uを推奨。

何を重視するかで推奨も変わります。
筆者は性能重視寄りなので、自身がこの世代で選ぶとするならインテルになるかと思います。

最後に忘れてはならないのが納期です。

今後も半導体不足は続くと予想されているので、タイミングによってはRyzenモデルが入手しにくい、あるいは逆にインテルモデルの在庫がないという状況があるでしょう。そうした場合は、ある程度妥協して納期の早いものを選んだ方がいいと思います。

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