ドスパラのGALLERIA UL7C-AA3は2022年11月発売のノートPC
- 15.6インチ 1920×1080のディスプレイ
- 色域広め、リフレッシュレート144Hz
- グラフィックスはインテル Arc A550M
- 重量は2.0kg
という特徴があります。
ゲームよりもむしろ、画像編集や動画編集をやる人におすすめしたいPCです。
発売当初は17万と割高でしたが、今年の3月に大幅値下げで10万円台に。さらに7月に9万円台まで下がっています。
◆スペック概要
CPU: Core i7-12700H
メモリ: 16GB (8GBx2) DDR5
SSD: 512GB
ディスプレイ: 15.6インチ 1920x1080、非光沢、144Hz、sRGBカバー率95%
グラフィックス: インテル Arc A550M
USBポート: Thunderbolt 4x1 (PD非対応)、USB-A x3
インターフェイス: HDMI、有線LAN、ヘッドフォン
Webカメラ: HD(720p)、IR、プライバシーシャッター無し
重量: 2.0kg
ドスパラ公式ストアで9.2万円(税込)
送料が3千円かかるので合計9.5万円(税込、送料込)となります。
10万以下でこの構成ならコスパは良いです。
CPUはインテル第12世代のエース、Core i7-12700Hを搭載しています。
ただ本機の場合、CPU性能をフルに発揮できていません。
いくつかのレビューを参照したところ、1つ世代の古いCore i7-11800H程度の性能で、PassMarkスコアで言うと21000くらいです。
これはCore i7-12700Hの平均スコアの約80%くらいです。
ここが1つ安い理由だと思います。
12700Hと聞くと本格的なゲーミングノートをイメージするかもしれませんが、それよりも性能はかなり下に設定されていることに注意しましょう。
◆インテル Arc A550M
本機はインテルのArc A550Mという馴染みのないグラボを搭載しています。
性能的には「中の下」。
3DMark TimeSpyのスコアで比較すると、RTX 3050 Tiくらいのスコアが出ています。
ゲームは中量級まで。FHDで60fps~100fpsくらいといったところでしょう。
ただ、画像編集や動画編集にも使えるので用途は広いです。
最近話題のAIを利用した画像生成ではグラフィック性能が効いてきます。一般的なノートPCでは重くて時間を要する画像生成も、本機ならかなり時間短縮できるはずです。
◆コスパ
RTX 3050やRTX 3050 Ti搭載のノートPCは意外と高く、安くても10~11万くらいします。
GALLERIA UL7C-AA3 | HP Victus 16 (AMD) | |
CPU | Core i7-12700H | Ryzen 5 6600H |
グラフィックス | Arc A550M | RTX 3050 |
価格 | 9.5万 | 11.0万 |
そんな中、同レベルのグラフィック性能をもつ本機は9.5万円(税込、送料込)
CPU性能を割り引いて考えたとしてもコスパは良いです。
しかもディスプレイの色域もsRGBカバー率95%とまずまず広いのが良いですね。
解像度はFHDです。これがもし2.5Kくらいの高精細液晶だとこの価格にはならないはずですから、ここはFHDで妥協すべきでしょう。
◆まとめ
- CPU性能は80%くらいに抑えめ
- グラフィック性能はRTX 3050~RTX 3050 Ti
- ディスプレイのsRGBカバー率は95%
ゲーミングノートとしては物足りないですが、画像編集や動画編集に使えるPCです。
イメージ的にはCore i7-11800H + RTX 3050 Ti搭載で9.5万と考えておけばOK。
コスパは良いです。
Amazonだと少し安いみたいです。