メモリ32GB搭載のノートパソコンの相場は
- 安いものだと15万前後
- 平均は20万前後
をみておく必要があります。
今回は15万前後の安いPCとしてdynabook CZ/MVとmouse K5を比較してみます。
メモリは16GBあると大抵の用途に対応できますが、中には32GB欲しいという人もいるはずです。
動画編集をバリバリやる人は32GBあった方がいいですし、Adobeソフトを複数立ち上げて作業する人もそうでしょう。
◆dynabook CZ/MV
dynabook CZ/MVは2022年6月発売のノートパソコン
OS: Windows 11 Home
CPU: Core i7-1260P
メモリ: 32GB (16GBx2)
ストレージ: SSD 512GB + HDD 1TB
ディスプレイ: 15.6インチ FHD(1920x1080)、非光沢
USBポート: USB-C x1、USB-A x3
インターフェイス: 有線LAN、SDカード、HDMI、ヘッドフォン
指紋認証なし、顔認証なし
Webカメラ: HD(720p)
重量: 1.90kg
オプション: Microsoft Office Home and Business 2021
オフィス付きのモデルが17.9万円(税込、送料込)で販売中です。
オフィスなしのモデルは15.2万円(税込、送料込)と安いですが、11月29日時点では在庫切れです。
◆mouse K5 (プレミアムモデル)
OS: Windows 11 Home
CPU: Core i7-10750H
メモリ: 32GB (16GBx2)
ストレージ: SSD 512GB + HDD 1TB
ディスプレイ: 15.6インチ FHD(1920x1080)、非光沢
グラフィクス: GeForce MX 350
USBポート: USB-C x1、USB-A x3
インターフェイス: 有線LAN、SDカード、HDMI、MiniDisplayポート、ヘッドフォン
指紋認証なし、顔認証なし
Webカメラ: HD(720p)
重量: 2.03kg
オプション: Microsoft Office Home and Business 2021
mouse K5はCPUが第10世代。dynabookが第12世代だったので2世代古いCPUです。
エントリークラスのグラボMX 350を搭載しています。
価格は14.3万円(税込、送料込)とdynabookより安いです。
◆比較
dynabook CZ/MV | mouse K5 | |
CPU | Core i7-1260P | Core i7-10750H |
Passmarkスコア | 17054 | 12191 |
メモリ | 32GB | 32GB |
ディスプレイ | 1920x1080 | 1920x1080 |
sRGBカバー率 | 99% | 63% |
グラフィックス | Intel Iris Xe | GeForce MX350 |
3DMark FireStrike | 4542 | 4563 |
価格 | 15.2万 | 14.3万 |
CPU性能はdynabookが40%ほどリード。
やはり最新世代のCPUは強いです。
ディスプレイの色域もdynabookの方が上。
sRGBカバー率100%あるので、画像編集に向いています。
グラフィク性能はほとんど変わりません。
価格はmouse K5が少し安くなっていますが、この価格差ならdynabookに軍配が上がるかなと思います。
ただ上で述べたように、dynabookはオフィスなしのモデルが在庫切れ中なのが残念。
在庫回復待ちになります。
dynabookは会員になるだけで大幅に割引されます。必ず会員登録してから購入しましょう。
mouse K5も悪くないですが、CPU性能やディスプレイの質があまり良くないのでできればdynabookを選びたいです。
紹介した2機種はクリエイター向けPCとしては下位に位置する機種です。
上位機種は
・ディスプレイ解像度が2.5K以上、場合によっては有機EL
と質の高いディスプレイを備えています。
例えばLenovo Yoga 770は
CPU: Ryzen 7 6800U
メモリ:32GB
SSD: 1TB
ディスプレイ: 14インチ 2880x1800、有機EL
ペン付属
で19.4万円(税込、送料込)
Ryzen 7 6800Uは動画編集に強いです。予算に余裕があるならこちらもおすすめです。