LenovoのIdeaPad Slim 170 15.6型 (AMD)は2021年10月発売。
- Windows 11搭載
- IdeaPadシリーズの中で最下位の100番台
- ディスプレイの質が低い
- 安さは魅力
という特徴があります。
IdeaPadシリーズはIdeaPad 〇〇〇の三桁の数字が大きいほど品質も高くなります。本機は170と100番台なのでランクは一番下です。
以前から書いてるようにIdeaPadは、
・推奨は500番台。これを買っておけば間違いない
・300番台はちょっと厳しい
・100番台はできるなら避けたい
が基本です。
最大の理由はディスプレイです。
100番台や300番台はTNパネルと言って画質の落ちる液晶を使用しています。
写真は2020年にレビューしたIdeaPad S145のディスプレイ。黒が潰れやすく、視認性が悪いです。色も不自然ですし、全体的に暗いです。
今回のIdeaPad Slim 170がここまでひどいとは思いませんが、スマホのきれいな画面と比較するとがっかりする可能性が高いです。IdeaPad S145の場合、youtube動画を見るのも苦痛でした。
もし購入するなら外付けディスプレイを用意しておいた方がいいでしょう。
でもこのPCのためにわざわざ外付けディスプレイを用意するなんてことはやめてくださいね。そこまでするようなPCではありません。それなら最初から条件がそろってるIdeaPad 500番台を買った方がいいと思います。
◆スペック概要
OS: Windows 11 Home 64bit
CPU: AMD Athlon Gold 3150U、RYzen 3 3250U、Ryzen 5 3500U
メモリ: 4GB、8GB
SSD: 128GB、256GB
ディスプレイ: 15.6インチ FHD(1920×1080)、TN
USBポート: USB-Cx1、USB-Ax1、USB2.0x1
インターフェイス: HDMI、SDカード、ヘッドフォン
Wi-Fi: Wi-Fi 5対応
重量: 1.6kg
OSは最新のWindows 11を搭載しています。
CPUはAMDを搭載。AMD Athlon Gold 3150Uもベンチマークスコアは十分高いですが、構成がメモリ4GB、SSD128GBになってしまうのでおすすめはしません。
一番良さそうなのはRyzen 3、メモリ8GB、SSD256GBという構成。
これで4.8万円(税込、送料込)、Microsoft Officeを付けると6.8万円(税込、送料込)となります。
できることは、
〇ネット
△動画視聴
〇ワード、エクセル
△Web会議
△上記の複数タスクを同時にやる
×画像編集
×動画編集
×本格ゲーム
といった感じです。
CPU性能は悪くないですが、ディスプレイが足を引っ張ってます。
◆まとめ
・ディスプレイが弱点
・できればあと1~2万出してIdeaPad 500番台を買うべき
・予算的に難しいなら、せめて外部ディスプレイは用意しておこう
とにかくディスプレイが悪いので、「ちょうど余ってる外部ディスプレイがあるわ~」という人以外はやめといた方がいいかなと思います。
⇒ Lenovoストア IdeaPad Slim 170 15.6型 (AMD)
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