ASUSのX512JA (X515JA-BQ2695WS)は2022年5月発売の15.6型ノート
![](https://i0.wp.com/digitalista51.com/wp-content/uploads/2022/05/digi2205082.jpg?resize=640%2C478&ssl=1)
- Microsoft 365 Personalが1年無料
- CPUはCore i3-1005G1 (2020年のCore i3)
- メモリ4GB
- 69,800円(税込、送料込)
という特徴があります。
スペックは低め、メモリが4GBしかないのが厳しいですね。
ASUSはどうもメモリをケチりがちです。オフィス付きで安いですが、よほどの事情がない限り他の機種を探した方がいいと思います。
◆スペック概要
OS: Windows 11 Home S
CPU: Core i3-1005G1
メモリ: 4GB
SSD: 128GB
ディスプレイ: 15.6インチ FHD(1920×1080)、非光沢
USBポート: USB-Cx1、USB3.2×1、USB2.0x2
インターフェイス: HDMI、ヘッドフォン
Wi-Fi: Wi-Fi 5対応
重量: 1.8kg
オフィス : Microsoft 365 Personal (1年)
![](https://i0.wp.com/digitalista51.com/wp-content/uploads/2022/05/digi2205083.jpg?resize=600%2C406&ssl=1)
CPUは2020年のCore i3。普段使いには問題ない性能がありますが、メモリが4GBしかないのでそれがCPUの足を引っ張っています。CPU+メモリで考えると普段使いもちょっとモタつくかもしれません。
SSD容量も少なめの128GBですし、SDカードスロットなし、速度の遅いUSB2.0が2つも残っているなど、細かいマイナスがちょくちょくあるという印象です。
ディスプレイのIPS相当のパネルのようです。
100%正確とは言い切れませんが、海外モデルのASUS X515を検索するとIPS-level Panelと記載されていました。
https://www.asus.com/eg-en/Laptops/For-Home/All-series/ASUS-X515/techspec/
これによると輝度は250nit、色域はsRGBカバー率65%と平均的です。
◆Microsoft 365 Personalは割高?
本機にはMicrosoft 365 Personalが1年分付いてきます。
・Word
・Excel
・PowerPoint
・Outlook
などが使えます。
![](https://i0.wp.com/digitalista51.com/wp-content/uploads/2022/05/digi2205081.jpg?resize=399%2C255&ssl=1)
Microsoft 365 Personalは
・サブスク
・同時5台使用OK
・常に最新のオフィスが使える
・年間1.3万円
・1年経つと自動更新される
という仕様です。
つまりこのPCを買って
・1年は無料でオフィスが利用できる
・2年目から1.3万ずつ取られる
ということ。
これが安いかどうは微妙です。
Microsoft 365 Personalが1年ついて7.0万、つまりパソコン本体は約5.7万円です。
2020年のCore i3にメモリ4GBで5.7万はちょっと高いです。
Core i3はいいとしても最低メモリ8GBにしてほしかったですね。それでMicrosoft 365 Personalが1年ついて6.5万くらいなら買ってもいかなと思うレベル。そもそもサブスクのMicrosoft 365 Personalは普通の人にはあまりおすすめしません。
PC1台で長く使うなら、永続版(買い切り型)のオフィスの方が安いです。
通常の「オフィス付きパソコン」はサブスクではなくて永続版(ただしそのパソコンのみで使える)のオフィスです。大体2万円くらいかかりますが、最初の2万だけ払っておけばあとはパソコンが壊れない限りずっと使えるのが良い点です。
では短期間オフィスを使う場合はどうでしょう?あまりイメージしづらいですが、1年間だけどうしてもオフィスを使いたい、オフィス付きPCを安く買いたいという人が居たとするならどうか?
それならどうぞどうぞ。かなり特殊な事情ですが、そういった人にはこの製品がピッタリだと思います。
でも普通の人にはおすすめはしません。
サブスクは割高ですし、元のパソコンの性能が心許ないのが理由です。
本機のようなサブスクのオフィスが付いてくる製品は
・最初に払う金額が少ないので、安いと勘違いしやすい
というのが一番大きいのです。
大きいというのは、売る側にとってという意味です。
そんな馬鹿な、勘違いしやすいとか関係あるのか?と思うかもしれませんが、オフィス絡みの商法は大体そうです。
混乱してきた人のためにまとめておくと、
Core i3、メモリ4GBのPCが5.7万、それとは別に年間1.3万のMicrosoft 365 Personalを払いますか?ってことです。
オフィスは初心者を釣るための恰好のエサになりがち、ということを覚えておきましょう。
◆じゃあどうすればいいのか?
当サイトが推奨するのは
・素直に買い切りオフィスの付いたパソコンを買う
・オフィスは無料のWeb版オフィスにする
の2通りです。
できるならオフィス抜きで考えてみましょう。
いつも言っていることですが、無料のWeb版オフィスでも結構使えます。
![](https://i0.wp.com/digitalista51.com/wp-content/uploads/2022/05/digi2205085.jpg?resize=640%2C264&ssl=1)
MicrosoftのWeb版オフィスは無料です。
機能は少し制限されていますが、多くの人はこれで困らないはず。ワードやエクセル、パワーポイントが普通に使えます。
Web版オフィスが広まらない理由は、売る側にとってメリットが全くないからです。
オフィス付きのパソコンを買うならこれ。
![](https://i0.wp.com/digitalista51.com/wp-content/uploads/2022/05/digi2205084.jpg?resize=450%2C313&ssl=1)
・Ryzen 3 3250U
・メモリ8GB
・SSD 256GB
・Office Home and Business 2021
で7.8万円(税込、送料込)
ベストではないですが、条件が近いものを選んでみました。