LenovoのIdeaPad Slim 5 Gen 8は2023年4月発売のノートPC。
- 14インチ 16:10ディスプレイ
- CPUはAMD Ryzen 7030シリーズ
- アルミ合金でまずまずの高級感
- 重量は1.46kg
という特徴があります。
先日レビューしたIdeaPad 5i Gen 8がインテルモデル。そして今回の5 Gen 8がAMDモデルです。
「i」がつくのがインテル。つかないのがAMDです。
Adobeソフトを使いたい人はインテルモデルがおすすめ。
CPU性能はインテルの方が上です。
ネットとワードエクセル、プラスαくらいの用途であれば、今回のAMDモデルがおすすめとなります。
◆スペック概要
・CPU: AMD Ryzen 5 7530U
・メモリ: 16GB (8GBx2)
・SSD: 512GB
・ディスプレイ: 14インチ 1920x1200、非光沢、IPS
・USBポート: USB-Cx2、USB-A x2
・インターフェイス: HDMI、microSD、ヘッドフォン
・Webカメラ: FHD(1080p)、プライバシーシャッター
・顔認証あり、指紋認証なし
・重量: 1.46kg
4月4日時点ではRyzen 5のみの販売となっています。今後Ryzen 7やRyzen 3も追加されるかもしれませんが、一番のおすすめはRyzen 5です。メモリ16GBと組み合わせられるのが良いですね。
上記の構成で8.5万円(税込、送料込)
オフィスをつけると10.5万円(税込、送料込)
コスパは非常に良いです。
兄弟機の「5i Gen8」と比較すると以下のとおり。
5i Gen 8 | 5 Gen 8 | |
CPU | Core i5-1340P | Ryzen 5 7530U |
PassMarkスコア | 20197 | 16575 |
価格 | 9.9万 | 8.4万 |
デザインは同じで違いはCPU性能と価格のみです。PassMarkスコアでは20%ほどの差がありますが、普段使いやワードエクセルなどの快適度はほとんど差はないはず。
筆者はすでにインテルモデルを買いましたが、この価格差ならAMDモデルでも良かったかなと心が揺らいでいます。
◆デザインをチェック
上の写真は先日レビューしたIdeaPad 5i Gen 8。
今回の5 Gen 8とデザインは同じです。ボディはアルミ合金で作られており、シンプルでかっこいいデザインです。これまでのIdeaPadより高級感が上がったような印象です。
キーボードはいつもIdeaPad。
EnterやBackspaceが横とくっついているのが少しマイナスです。
ディスプレイは最近主流の16:10です。
sRGBカバー率63%と色域は普通です。クリエイター向けのレベルには達していません。
悪くはないですが、もっとコントラストが効いていても良いかなと思います。
◆DELL Inspiron 14 5435との比較
毎年ミドルクラスPCはLenovo IdeaPadとDELL Inspironが1位2位を競っています。
IdeaPad Slim 5 Gen 8 | Inspiron 14 5435 | |
ボディがアルミ合金 | 〇 | 〇 |
画面の縦横比16:10 または3:2 | 〇 | 〇 |
IPSディスプレイ | 〇 | 〇 |
Webカメラ FHD (1080p) | 〇 | 〇 |
プライバシーシャッターあり | 〇 | 〇 |
USB-Cあり、USB2.0なし | 〇 | × |
タイプC充電可能 | 〇 | 〇 |
フルサイズSDカード | × | 〇 |
顔認証 or 指紋認証 | 顔認証 | 指紋認証 |
今年はまずLenovoが安さでリードしています。が、すぐにDELLも値下げしてくるでしょう。
2つの機種はどちらも完成度が高いので、どちらを買っても損はしないはず。
最終的には価格差と納期で決まりそうです。
⇒ Lenovoストア IdeaPad Slim 5 Gen 8
参考までにインテルモデルのレビューです。