Lenovo Ideapad Slim 350 14 (AMD)はIdeapad S340の後継機となります
先代と同様コスパの良いモデルに仕上がっていますが、ちょっと気になる点もあったのでその辺を簡単に述べておこうと思います
CPU: AMD A4-3020E APU、Ryzen 3-4300U、Ryzen 5-4500U、Ryzen 7-4700U
メモリ: 4GB、8GB
ストレージ: SSD 128GB、256GB、512GB
ディスプレイ: 14インチ FHD(1920×1080) TN液晶
USBポート: USB3.0 x2、USB2.0 x1
インターフェイス: HDMI、SDカード、ヘッドフォン
重さ: 1.5kg
CPUはAMD Ryzenシリーズで最新の4000番台を搭載しています
Ryzen 5は6コア、Ryzen 7は8コア。
前世代の3000番台よりも大きくパワーアップしており、ゲーミングPC並の性能を誇ります
しかしCPU以外では少し期待はずれという印象があります
◆ディスプレイ
ディスプレイは一番コストの低いTN液晶で、輝度も220nitと暗めです
またベゼル(フレーム)の部分も上下が厚くなっており、ベゼルが狭いのは左右のみです
旧モデルのIdeapad S340では上下左右ともに、ベゼル幅が狭いタイプでしたからこれは明らかにグレードダウンだと思います
◆USB-Cなし
USBポートもグレードダウンしました
USB-Cがなくなり、転送速度の遅いUBS2.0が付いています
Ideapad Slim 350
⇒ USB3.0 x2、USB2.0 x1
Ideapad S340 (2019年発売モデル)
⇒ USB3.0 x2、USB-C x1
◆バッテリー持続時間
さらにバッテリーの持続時間もやや短いです
Ideapad Slim 350
⇒ 9.0時間 (JEITA2.0)
Ideapad S340 (2019年発売モデル)
⇒ 11.0時間 (JEITA2.0)
◆ぼくの感想
このようにIdeapad Slim 350 14は、CPU性能こそ大幅にアップしたものの、他の部分が旧モデルよりもグレードダウンしているので、プラスマイナスして考えないといけません
LenovoとしてはIdeapad 300番台と500番台の差をはっきりさせたいという意図があるのかもしれませんが、今回のIdeapad Slim 350 14は旧モデルほどの魅力はないかなと感じました。
オーソドックスな構成は
・Ryzen 5-4500U
・メモリ8GB
・SSD 256GB
という感じでしょう
まだ発売前ですが、価格は5万~6万くらいを予想します
コスパは良いです
ただこの仕様で6コアのRyzen 5が必要かと言われると疑問が残ります
それなら少し高くなっていいからIdeapadの500番台でRyzen 5やRyzen 7を使いたいなと思います
Ideapad Slim 350 14ならCPUのランクを落としてA4-3020EやRyzen 3にするのも手です
3万~4万くらいの安さ重視で買うのが良さそうな気がします