mouse(マウスコンピューター)のX4-R5は2022年6月発売のノートPC。
- 14型1.16kg、天板はビビットな赤
- デザインは2021年モデルとほぼ同じ
- OSがWindows 11へ、CPUがRyzenの新モデルへ
- ディスプレイは16:9のまま
という特徴があります。
この赤いデザインを見たことがある人も多いはず。
14型ながら1.16kgと軽いです。
6月20日時点の価格は11.3万円(税込、送料込)~と少し高めです。
◆スペック概要
OS: Windows 11 Home
CPU: AMD Ryzen 5 5560U (6コア12スレッド)
メモリ: 8GB、16GB
SSD: 256GB、512GB
ディスプレイ: 14インチ FHD(1920×1080)、非光沢
USBポート: USB3.1 typeC x1、USB3.0 typeA x2、USB2.0x1
インターフェイス: 有線LAN、HDMI、ヘッドフォン
Webカメラ: HD(720p)
顔認証あり、指紋認証なし
Wi-Fi: Wi-Fi 6
バッテリー: 10.0時間
サイズ: 320.2×214.5×17.5 mm
重量: 1.16kg
Ryzen 5 5560Uは見慣れないCPUですが、Ryzen 5 5600Uと同じZen 3アーキテクチャで性能も似ています。
PassMarkのスコアも大体同じくらいのスコアになっています。
シングル | マルチ | |
Ryzen 5 5560U | 2940 | 16944 |
Ryzen 7 5700U | 2612 | 16044 |
Ryzen 5 5600U | 2935 | 15388 |
Core i5-1235U | 3572 | 15354 |
Ryzen 5 5500U | 2460 | 13188 |
2021年の主流だったRyzen 5 5500UやRyzen 7 5700Uよりは高い性能になるでしょう。
普段使い~ビジネス利用ならメモリ8GBでも十分です。
画像編集や動画編集まで範囲を広げるならメモリ16GBが推奨です。
メモリ8GBのモデルが11.3万円(税込、送料込)
メモリ16GBのプレミアムモデルだとSSDが512GBになり12.8万円(税込、送料込)です。
オプションでMS Officeを付けることも可能です。
◆ディスプレイ
ディスプレイは14インチのFHD
・縦横比は16:9
・非光沢
・IPS相当
・輝度は不明
・色域も不明
最近のノートPCはディスプレイのランクが価格を決めると言ってもいいくらい。それくらいディスプレイの重要度は高まっています。
そういう意味ではmouseは情報提示が不親切です。解像度と非光沢くらいしか公開してくれていません。
ちなみに2021年モデルのディスプレイは暗めであまり良い画質ではありませんでした。
もし今回も同程度の液晶だとすると、10万以上するPCとしてはかなり不満な仕様です。
◆キーボード
X4-R5の良さはキーボードです。
配列がオーソドックスで、形が歪なキーとかもありません。
キーストロークは1.4mmで打鍵感もまずまず。
バックライト付きなので、暗い場所でもタイプしやすいです。
写真は2021年モデルのX4-R5です。
◆Lenovo ThinkBook 13sとの比較
13.3インチのThinkBook 13sと比較してみました。
X4-R5 | ThinkBook 13s Gen 3 (AMD) | |
CPU | Ryzen 5 5560U | Ryzen 7 5800U |
PassMarkスコア | 16944 | 18903 |
メモリ | 16GB | 16GB |
アスペクト比 | 16:9 | 16:10 |
輝度 | 予想は250nit | 300nit |
重量 | 1.16kg | 1.26kg |
価格 | 12.8万 | 9.0万 |
コスパは圧倒的にThinkBook 13sが良いです。
ちょうど在庫処分中ということもあってか、Ryzen 7 5800Uを搭載して9.0万という格安で販売されています。
1.26kgと少し重めですが、こちらもぜひチェックしてみてください。
⇒ Lenovoストア ThinkBook 13s Gen 3 (AMD)
X4-R5の長所は、キーボードと軽さ。そして日本メーカーならではのサポートの良さです。
今後もう少し値下がりしてくれれば、かなり魅力のある機種になるでしょう。