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大画面17.3インチのIdeaPad Slim 360 (17) Ryzen 5000シリーズ搭載

LenovoのIdeaPad Slim 360 (17)は2021年発売のモデル。

  • 大画面17.3インチ
  • CPUはRyzen 5 5500U、Ryzen 7 5700U
  • IPS液晶、輝度300nit
  • IdeaPad 300番台の中では一番良さげ

という特徴があります。

2021年3月19日時点ではまだ発売前ですが、Lenovoの公式ストアにはもうラインナップと価格も提示されているので、しばらくすると注文できる状態になると思います。

スペック概要

CPU: AMD Ryzen 5 5500U、Ryzen 7 5700U
メモリ: 8GB(4GBオンボード)
SSD: 256GB、512GB
ディスプレイ: 17.3インチ FHD(1920×1080)、IPS、非光沢
USBポート: USB-C x1、USB3.0 x1、USB2.0 x1
インターフェイス: HDMI、フルサイズSD、ヘッドフォン
Wi-Fi: Wi-Fi 5対応
バッテリーライフ: 約8.0時間
サイズ: 399x274x19.9 mm
重量: 2.2kg

Ryzen 5 5500U、Ryzen 7 5700Uを搭載しパワーアップしたCPU。

有名なベンチマークテスト、CinebenchマルチコアではRyzen 4000シリーズから12~30%ほどスコアが上昇しています。

このIdeaPad Slim 360 (17)にはちょっとオーバースペックじゃないかというくらいです。

Ryzen 5、メモリ8GB、SSD256GBという構成で6.1万円(税込、送料込)
オプションでMicrosoft Officeを付けることも可能です。

メモリ8GBが気になる

CPUの性能上がっているのに対し、メモリの選択肢は8GBのみ。
メモリ増設が可能かどうかはまだ不明ですが、4GB分はオンボードになっているので増設したとしてもデュアルチャネル化はできない仕様です。

せめてRyzen 7モデルではメモリ16GBを用意してくれたらな良かったのですが、その辺がIdeaPad 300番台の安さの理由でしょうか。

メモリ8GBまでとなると、できる作業の目安は

○ネット、動画鑑賞
○オフィス系ソフトで事務作業
○Web会議
△画像編集(RAW現像)
×動画編集
×本格的なゲーム

といった感じになるでしょう。

ディスプレイ

ディスプレイはまずまず良いです。

FHD(1920×1080)、非光沢
IPS液晶
輝度 300nit
色域 sRGBカバー率 100%

というスペック。

IPS液晶なので視野角が広く、色域も平均以上です。
IdeaPad 500番台クラスの質の良いディスプレイを採用しています。

17.3インチの大画面で、映画やドラマを楽しんだり、画像編集を行ったりするのに適しています。

インターフェイス(端子類)

USBポートは3つ。USB-Cは1つ。モバイルバッテリーからの充電には対応していません。USB-AはUSB3.0とUSB2.0が1つずつ。

USB2.0という古い規格のポートが1つ残っているのはマイナス要素ですが、この価格帯のPCにはよくある仕様です。

他はフルサイズのSDカードスロット、HDMI(映像出力)、ヘッドフォンジャックです。

17.3型ノートながら、かなり薄いデザイン(厚さ19.9mm)となっているせいか、端子類も14型や15.6型と変わらない数です。

価格、コスパ

Lenovoストアでは、

Ryzen 5
メモリ8GB
SSD 256GB

6.1万円(税込、送料込)

Ryzen 7
メモリ8GB
SSD 512GB

モデルが6.9万円(税込、送料込)

となっています。

2モデルの差8千円。これだけ見るとRyzen 7の方がコスパ的に良さそうに見えます。SSDが256GBから512GBへ倍増するのが大きいですね。

まとめ

  • 17.3インチノートとして貴重な存在
  • CPU性能は文句なし
  • メモリ8GBなので、ビジネス利用まで
  • ディスプレイが良い

17.3インチのノートPCは数が少なく、とても貴重です。まだ発売前ですが、IdeaPad Slim 360 (17)はコスパ的に頭1つ抜けた存在になるでしょう。

Lenovoストア IdeaPad Slim 360 (17)

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