Ryzen 9 7945HX、メモリ32GBで最安値。Legion Pro 5 Gen 8

LenovoのLegion Pro 5 Gen 8は2023年3月発売のゲーミングノート。

発売直後にはなかったRyzen 9モデルが販売されています。

CPU: Ryzen 9 7945HX
メモリ: 32GB (16GBx2)
SSD: 1TB
ディスプレイ: 16インチ 2560x1600、165Hz、100%sRGB
グラフィックス: RTX 4060 Laptop (8GB)
重量: 2.5kg

という構成で24.1万円（税込、送料込）

Ryzen 9 7945HX、メモリ32GBという構成では最安値となります（価格.com調べ）

◆マルチコア性能がすごい

CPUのRyzen 9 7945HXはこの世代トップの性能を誇ります。

16コア32スレッド、ターボ時の周波数は5.4GHzです。

Cinebench R23のマルチコアは以下のとおり。

ノートPC用では世代トップ。デスクトップ用と比較してもCore i7-13700Kよりも上という驚異的なスコアです。

Core i7-13700H、12700Hといったところを普段「ハイエンド」扱いしてますが、7945HXのスコアはその２倍以上です。

もちろんスコアが倍になったからと言って、性能が全部２倍になるわけではありません。

ただマルチコア性能は、レンダリング時間、動画書き出し時間にモロに効いてくるので、それらの時間短縮を図りたい人には最適のCPUと言えます。

具体的にはBlender、Davinci Resolve、Fusion 360 (3DCAD)といったソフトを使いたい人におすすめとなります。また配信系youtuberなどにも良さそうです。

もちろんゲーム用としても高い性能を発揮します。

ゲームではマルチコア性能よりもシングルコア性能が重視される傾向があります。7945HXはシングルコアも十分高く、Core i9-13980HX > Ryzen 7 7945HX > Core i7-13700HXという位置づけです。

◆メモリ32GB、2.5K液晶など

CPUが最強クラスなのに加え、メモリも32GBを確保。

安いゲーミングノートだと16GBのものが多い中、本機はメモリ32GBのモデルが用意されています。

上で挙げたソフトはかなりメモリを食うケースが多いので、メモリは32GBあった方が良いでしょう。

さらにディスプレイは

・2560×1600
・非光沢
・sRGBカバー率　100%
・リフレッシュレート 165Hz

と、クリエイター目線からもゲーマー目線からも満足できる仕様になっています。

◆グラフィックスはRTX 4060

Ryzen 9モデルではグラボはRTX 4060に固定されています(10月16日時点）

今後上位のRTX 4070や4080も出てくるかもしれません。

一方、CPUのランクを１つ落としてRyzen 7 7745HXにするとRTX 4070を搭載可能です。

表にあるように価格差は小さいです。

CPU性能を重視するなら、Ryzen 9 7945HX + RTX 4060がおすすめ。
グラフィック性能重視なら、Ryzen 7 7745HX + RTX 4070がおすすめとなります。

クリエイター向けならRyzen 9モデルが良さそうです。

⇒ Lenovoストア Legion Pro 5 Gen 8