2.9万で買えるミニPC、アリかも？ (2023年3月更新）

Intel N95やN100といったセレロンの進化版とも言えるCPU(AlderLake-N)を搭載したミニPCに注目しています。

という特徴があります。

3万くらいでミニPCを買って、あとはディスプレイとキーボードを2万くらいで用意すれば合計5万くらいでそこそこの環境が整います。モニターをすでに持ってる人はもっと安く済みます。

例えば、Amazonで人気のBeelinkのMini-S12は

CPU: Intel N95
メモリ: 8GB
SSD: 256GB
重量: 280g

で2.9万円（税込、送料込）です。

この安さでちゃんと動くわけですから、人気が出ない方がおかしいです。

Intel N95、N100は4コア4スレッド、ブースト周波数は3.4GHzあります。

有名なベンチマークPassMarkのスコアは以下のとおり。

普段使いの快適度はマルチスレッドよりもシングルスレッドのスコアに依存することが多いのでシングルで比較してみます。

第10世代のCore i3には及ばないものの、第8世代のCore i5相当のスコアが出ています。

経験上、シングルのスコアが1500以上あれば、普段使いで困ることはないです。N95、N100ともに1900超えのスコアなので合格と言えます。またN95とN100の性能差はほとんどないと考えていいでしょう。

ただCPU全体のランクから言えば「下の上」くらいでしょうか。

画像編集や動画編集はかなり苦しいです。
ゲームもほとんど無理だと思っておいた方がいいです。

ミニPCではBeelinkという中国の会社が力を入れており、Amazonの評判も高いです。

中華メーカーということで信頼度は少し落ちますが、2～3万のPCを買うならアリな選択でしょう。

◆Beelink Mini-S12

冒頭に挙げたMini-S12がまずはおすすめ。

CPU: Intel N95
メモリ: 8GB
SSD: 256GB
重量: 280g

で2.9万円（税込、送料込）です。

さらにコスパが良いのはBeelink Mini S12 Pro。

CPU: Intel N100
メモリ: 16GB
SSD: 500GB
重量: 280g

で3.0万円（税込、送料込）です。

メモリ16GBでSSD容量も500GBあります。

上記２機種の特徴を最後にまとめておきます。

良い点
・コンパクトかつ軽量
・HDMIが２つ。4K出力可能。2画面可能
・USB-Aポートが４つ。
・静かで熱も問題なし
・ネット、動画視聴、ワードエクセルまでOK

悪い点
・USB-Cポートなし
・メモリの空きスロットはなし
・ゲームは無理

2.9～3.0万なら納得できる水準かなと思います。

通常価格は3.7万ですが、Amazonで割引クーポンを使用すれば3.0万で購入できます。