エンゼルスの大谷翔平選手、右肘靭帯の損傷が明らかになった後、打者に専念してから打ちまくっていますね。
投手大谷がしばらく見れないのは残念ですが、ここ最近の打者としての活躍は本当に驚きです
ただ、同時に三振の数も多いのが気になります
2018年のメジャーの強打者の成績と日本のプロ野球の強打者の成績を表にしてみました。
打席数(打数ではない)とホームラン、三振、四球の数とその割合を出してみました。
本塁打率は
(本塁打の数)÷(打席数)
で算出しています。
打率の計算では打席数ではなく「打数」を使います。今回は四球率も出して考察したかったので、「打席数」を使いました
※打数は打席数から四死球、犠打、犠飛、打撃妨害、走塁妨害の数を除いたもの
9月13日現在、大谷の三振率は28.05%とかなり高い率です。
3回に1回の割合が33%なので、そこまではいかないにしろ、毎試合1回は三振しているという印象と合ってる数字です。
メジャーでぶんぶん振り回すイメージのあるスタントン(ヤンキース)が30.63%
同じくヤンキースの主砲ジャッジも30.65%
この2人に迫るくらい悪い数字なので、大谷も数字上はぶんぶん振り回すタイプにカテゴライズされそうです。
対照的に同僚のトラウトが三振率20%台なのはさすがと言うべきでしょう。
ただ本塁打率は大谷のみ6%台で、スタントンやジャッジ、トラウトよりも上です。
三振もするけど、ホームランもよく打つ
という傾向が見てとれます
またこれだけ三振しても打率が2割9分と高打率を保っているのも大谷の特徴ですね
日本のプロ野球で言うと、西武の中村剛也選手と数字上は似ていますが、打率という面では大谷と中村剛也では差があります。
ちなみに日本のプロ野球選手では、一線級のバッターは外国人選手でも三振率はとても低いのが特徴です
バレンティンが20%しか三振しないというのも意外でした
日本の野球での活躍パターンからすると、大谷の三振率は高すぎのように見えますが、果たして大谷にそういった常識を当てはめていいものかどうか・・・
今のところ、大谷のタイプはトラウト型というよりもスタントン、ジャッジ型と数字は出ていますが、ファンとしては今後この数字がもう少しトラウト寄りに推移してほしいかなという感じです。