One-NetbookのOneMix4Sは2022年12月発売のノートPC
- 10.1インチで769g
- CPUは第12世代インテル
- ペンにも対応
という特徴があります。
One-Netbookは中国メーカーで主な製品はUMPC(超小型ノートパソコン)です。他の中華メーカーよりも高めの価格帯で勝負しています。
日本に正規代理店もあり、それなり信頼されているメーカーと言えますが、同じ中国でもLenovoとは大きな差があります。規模もサポート体制も段違いなのでその点は注意しておく必要があります。
◆OneMix4Sのスペック
OS: Windows 11 Home
CPU: Core i3-1210U
メモリ: 16GB
SSD: 512GB
ディスプレイ: 10.1インチ 2560x1600、タッチ対応、100%sRGB
USBポート: USB4.0x1、USB-Cx2
インターフェイス: microSD、ヘッドフォン
Webカメラ:なし
指紋認証あり
サイズ: 227x157.3x11~17mm
重量: 769g
上記の構成で価格は13.5万円(税込、送料込)
スペックはかなり良いです。
Core i3-1210UはTDP=9Wの超低消費電力タイプのCPUですが、6コア8スレッドあるので普段使い~ビジネス利用までは全く問題ない性能です。
ディスプレイの品質も素晴らしいです。
・アスペクト比16:10
・2560×1600ピクセル
・タッチ対応
・sRGBカバー率 100%
10.1インチに2560×1600はかなり贅沢な解像度です。
さらにsRGBカバー率100%と色域も広く、クリエイター向けの仕様になっています。
ただ実際にこの小さい画面で、Adobe LightroomやPhotoshopでバリバリ編集するかと言われると微妙な感じもあります。
外部モニターを用意するのであれば、本体に2560×1600なんて贅沢なディスプレイは不要です。1920×1200くらいにしてもっと価格を抑えたかったかなと思います。
やはりこの手のPCは、どうしてもサブPC扱いになりがち。いくらメインを張れるスペックを載せても、画面が小さい、キーボードが小さいなどの理由からメインPCにはなりません。
サブPCで13万円台は相当厳しいです。
個人的な理想はCore i3、メモリ8GB、FHDで8~9万くらい。それぐらいの方が人気が出そうです。
◆先代モデルの評判もイマイチ
先代モデルのOneMix4がAmazonで販売されているのでそこの口コミをチェックしてみたのですが、あまり良くないです。
購入者レビューは星3.5。
PCやタブレットは星4.0くらいが平均なのでその水準に達していません。
悪い評価を読んでみると、
・サポートが悪い
・修理は中国に送るので日数がかかる
・キーボードの入力精度
といったレビューが散見されました。
もちろん良い評価も多いのですが、悪い評価の数が普通の製品よりも多い印象です。
◆まとめ
- スペックは良い
- ディスプレイは無駄に良すぎ
- 13万は高い
- 先代モデルの評価もイマイチ
本モデルで改善されている可能性もありますが、現状リスクが高い製品かなと思います。
UMPC(超小型ノートパソコン)は価格安めで探したいです。