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【レビュー】Pavilion 13-an0000 買う前に知っておきたい長所と短所

HPのPavilion 13は1.26kgの軽量ノート

高級感のあるデザインで、価格も10万を切ることから、人気となっている一台です

レビュー機のスペック

・CPU:Core i5-8265U
・メモリ:8GB
・ストレージ: SSD 256GB (PCIe)
・ディスプレイ:13.3型 FHD(1920×1080)、タッチ非対応
・USB: USB3.1 typeC x1、USB3.1 typeA x2
・インターフェイス:HDMI、SDカード、ヘッドフォンジャック
・バッテリー: 約10.5時間
・サイズ、重さ:約 310 x 215 x 15.5-17.5 mm、1.26kg

Core i7モデルはなく、Core i5のみです
オプションでオフィスソフトを付けることができます

レビュー機は、オフィスなしの構成で価格は8.9万円(税込、送料込)となっています

※価格は変動することがあるので最新情報はHP公式のオンラインストアで確認してください

見た目、デザイン

筐体カラーはモダンゴールドとSAKURA(ピンク)の2種類

写真はモダンゴールドです

アルミニウム合金で出来た筐体は高級感があり、指紋も目立ちません。

また「ゴールド」というほどの派手さもなので、ビジネスシーンでも違和感なく使用できるでしょう。

1.26kgという重量を軽いとみるか、ちょっと重いとみるかは人によって判断が分かれるかもしれません。

最近の13インチノートは競争が激しく、1.0kg未満の機種も多く出ています。しかしそれらは15万前後と価格帯がもう1ランク上がったときの話で、本機のように10万を切る価格帯で1.26kgというのはかなり健闘しているのではないかと思います。

液晶ディスプレイは光沢タイプで映り込みがあります。ギラつきはありません

明るさは平均的ですが、視野角は狭いです


ちょっと角度をつけると画面端の視認性が悪くなるので注意が必要です

ベンチマーク

CPUはCore i5-8265U

PassMarkのベンチマークテストを実施したところ、7314というスコアでした。

PassMark社が発表している平均値は、

Core i5-8250U 平均値7684
Core i5-8265U 平均値8165
Core i7-8565U 平均値9295

となっています。

レビュー機は平均よりも下でした。

負荷がかかったときにCPU性能が最大限発揮できていない可能性があります

内蔵されているSSDは東芝のSSD、型番はKBG30ZMV256Gです

ベンチマークをとると以下のようになります。

シーケンシャルリードは1500MB/sとPCIeのSSDとしては少し遅め。

4Kリード、ライトは平均的な速さでした。

電源をオンしてからデスクトップが表示されるまでにかかった時間は約10秒でした。

こちらは平均(12秒)よりも速い結果でした

さらなるテストとして、画像編集の処理速度も行いました。

いくつかの画像を合成して1つの画像を構成する処理なので、
CPUやSSDなど総合的な性能が効いてくるはずです

以下条件の違う4つのPCでのテスト結果です。

1.Core i5-7200U、メモリ8GB、SSD256GB(SATA)

処理にかかった時間:約61秒

2. Core i7-8550U、メモリ16GB、SSD512GB(PCIe)

処理にかかった時間:約33秒

3.Core i5-8265U、メモリ8、SSD512GB(PCIe)

処理にかかった時間:約24秒

4.Core i5-8265U、メモリ8GB、SSD256GB(PCIe)

処理にかかった時間:約42秒

最後4番目の結果が本機の結果です。
第8世代のCPUの中では最も遅く42秒という結果でした。

以上をまとめると、

CPUテスト: 悪い
SSDテスト: 平均
起動:    良い
画像編集:  悪い

という感じ。

SSDの性能は悪くないですが、CPUのパフォーマンスが悪いのが気になります。

ただこれは負荷をかけたときに話で、通常時(ネットや動画鑑賞)では全くストレスを感じなかったです。

キーボード、タッチパッド

キーピッチ(キーの間隔)は18.7mm、キーストローク(深さ)は1.5mmです。

HPのキーボードと言えばこれ。

右端がEnterではなく、home、pgup pgdn、endボタンが並んでいます

慣れないとbackspaceの代わりにhomeを押すなど押し間違いがよく発生してしまいますが、少しずつ浸透してきたのでもうすでに慣れている人もいるかもしれません。

半角/全角キーは小さめ。13インチノートではキーの大きさか配列、どこかにしわ寄せがいくのですが、半角/全角キーはけっこう使用頻度が高いキーなので、少し残念な点です

キーボードの打鍵感は、悪くないです。欲を言えばもう少しクリック感がほしかったです

タッチパッドの操作性はまずまずです
2本指スクロールのなめらかさ度合いは、高級ノートより少し落ちる感じがありますが、使っていてストレスは感じません。

インターフェイス

USBポートはUSB-Cが1つとUSB-Aが2つです。

USB-Cの方はPower Delivery非対応です。
電源供給は純正のACアダプターを介してのみとなります。

USB-Aは2つ。
USB-Aで周辺機器と接続することが多い人には助かる仕様です

あとはHDMIとヘッドホンジャックだけで、そしてSDカードスロットです

この重さ(薄さ)でフルサイズのSDカードスロットが付いているのはとてもめずらしいと思います。

側面をみてもSDカードやヘッドフォンジャックはギリギリの厚さだということがわかります。

カメラ、写真が趣味の人にはうれしいポイントです。

バッテリー、排気音、熱など

バッテリーの駆動時間は公称値で10.5時間(JEITA2.0)です。

以下の条件でテストしてみました。

・画面の明るさをMAX
・wifi環境
・youtube動画を流しっ放し

結果は5時間半程度。ちょっと短いかなという印象です。

また高い負荷をかけると、キーンと高音がするのも気になりました。
静かな場所で、画像編集とかするのはおすすめできません。

まとめ

短所
・CPUのパフォーマンスが期待以下
・ディスプレイの視野角が狭い

長所
・1.26kgでフルサイズSDカードスロット付き
・コスパ

大きな短所が2つありました。
1つはCPUのパフォーマンスが期待を下回ったこと
もう1つはディスプレイの質です

ただ、このPavilion 13には同時に大きな長所もあります

それは1.26kgでSDカードスロット付きという点。
写真を撮らない人にはピンとこないかもしれませんが、写真が趣味の人間には大きな訴求ポイントです。

それはモバイルノートからSDカードスロットが絶滅しつつあるからです、

・1.3kg以下
・フルサイズSDカードを挿せる
・Core i5 + SSDで10万以下

という条件で探すなら、Pavilion 13が第一候補に挙がります

15万以上するやつ、1.6kgオーバー、そういう条件になれば他にも選択肢があるのですが、上で挙げた3条件を満たすものは本当に数が少ないです。

ではSDカードという条件をなくした場合はどうでしょうか?

・1.3kg以下
・Core i5 + SSDで10万以下

この2条件でもPavilion 13は有力候補です

13.3インチで似たようなスペックをもつのは、DELLのInspiron 13 5370、LenovoのThinkBook 13s、Ideapad S530といったところです

表にまとめると以下のようになります

一番軽いのはIdeapad S530(1.19kg)ですが、価格も9.4万円と一番高くなります

【レビュー】10万以下で買える本格モバイルノートLenovo ideapad S530を使ってみた

一番安いのは5月に発売されたばかりにThinkBook 13s
こちらなら8.0万円です

Ideapadの兄貴分? ThinkBook 13sが発売

ただLenovoというブランドがあまり好きじゃないという人もいるでしょう。

そういう人はHPかDELLがおすすめ。

DELLのInspiron 13 5370も安いですが、キーボードやディスプレイがそれなりのレベルに抑えられています。

HP Pavilion 13もディスプレイの質はあまり良くありませんでしたが、DELLのInspironよりもかなり軽いので持ち歩きに便利です

価格情報は6月1日現在のもので今後変わることもあります
HPのPavilion 13は今後値下がりする可能性があるので最新情報をチェックしてみてください

HP公式オンラインストア Pavilion 13-an0000
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