mouse(マウスコンピューター)のB5-R5は2021年9月発売の15.6型ノート
- CPUはRyzen 5 5500Uでミドルスペック
- メモリやSSD容量をカスタマイズできる
- オプションでLTE(4G)対応にできる
- 税込、送料込で9.1万とちょっと高め
という特徴があります。
悪くはないのですが、15.6型のミドルスペックPCは激戦区、その中で比較すると価格がちょっと高いかなというのが正直な感想です。
メモリ8GB、SSD256GBというデフォルトの構成で満足できるなら、普通にDELLのInspiron 15 AMDが良いでしょう。それだと6万円台で買えます。
スペック概要
CPU: Ryzen 5 5500U
メモリ: 8GB (最大64GB)
SSD: 256GB (最大2TB)
ディスプレイ: 15.6型 FHD(1920×1080) 非光沢
USBポート: USB-C x1 (PD対応)、USB3.0 x1、USB2.0 x2
インターフェイス: HDMI、有線LAN、microSDカード、ヘッドフォン
Wi-Fi: Wi-Fi 6対応
バッテリーライフ: 7.5時間 (JEITA2.0)
重さ: 1.62kg
オプション: LTE (micro SIM)
CPUはRyzen 5の一択ですが、メモリは最大64GB、SSDは最大2TBまでアップグレード可能です。
1.5万の追加料金でLTEにも対応できます。wifi環境がない場所でもSIMカードを入れることでネットに接続可能です。
価格はデフォルトの構成で9.1万円(税込、送料込)です。
メモリ8GBはシングルチャネル(8GBx1)になっています。普段使い~ビジネス利用までならこのままでも快適ですが、画像編集や軽めのゲームまで守備範囲を広げようと思うなら、メモリを16GBにしておいた方がいいでしょう。
ディスプレイはFHDで非光沢。輝度は250nit、色域はsRGBカバー率63%と平均的です。
気になる点
◆USB2.0
UBSポートは全部で4つ。USB-CとUSB3.0まではいいのですが、転送速度の遅いUSB2.0が2つ残っているのはマイナス点です。
◆Webカメラ
多くのメーカーではいざというときにカメラを隠せるシャッターが付いていますが、この機種にはそれがありません。
◆キーボードのテンキー
右側にテンキーが付いていますが、+や-といったキーの配列が通常のテンキーと違う位置にあります。テンキーに慣れている人ほど違和感を感じるはずです。
◆microSD
15.6型ならフルサイズのSDカードスロットが付いていてほしかったです。
DELL Inspiron 15 AMDとの比較
mouse B5-R5 | mouse B5-R5 | Inspiron 15 AMD | Inspiron 15 AMD | |
CPU | Ryzen 5 5500U | Ryzen 5 5500U | Ryzen 5 5500U | Ryzen 7 5700U |
メモリ | 8GB | 16GB | 8GB | 16GB |
SSD | 256GB | 512GB | 256GB | 512GB |
価格 | 9.1万 | 11.4万 | 6.9万 | 9.0万 |
コスパを重視するなら、Inspiron 15 AMDが圧倒的です。
Ryzen 5モデルだと6万円台。さらにメモリとSSDをアップグレードした場合でも9.0万で収まります。
mouseも国産メーカーとしては頑張ってる方だと思いますが、海外大手の安さには敵いません。
DELL Inspironは上で挙げたB5-R5の気になる点を全てクリアしています。ただ安いだけでなく、細部の作りもしっかりしているのがInspironの強みです。
mouse B5-R5を選ぶ理由があるとするなら、
・サポートが良い
ので、初心者が安心できる点でしょうか。
マウスのサポートは、24時間 365日電話対応と非常に素晴らしいサポート体制です。しかも電話対応は日本人で、パソコンをある程度わかってる人です。
DELLより2万以上高くなりますが、サポートがないと不安だという人は国産のmouseに頼りましょう。