我が家のノートPCの容量が少なくなってきたので、外付けのSSDを買ってみました。
外付けHDDは昔よく聞きましたが、もう今はSSDですね。
SanDiskのエクストリーム ポータブル500GB
こんなに小さいんですよ~(スマホよりも小さくて軽いです)
アマゾンで人気の商品で価格は1.8万円です
500GBで1.8万。
HDDと比べると高いですが、パソコン内蔵のSSDのことを思えばめちゃくちゃ安いと思います。
HDDは遅いし、衝撃に弱く壊れやすいですから、ハナからぼくの選択肢にはありませんでした。
◆500GB以上がお得
ぼくが買ったのは容量500GBのものですが、SanDisk エクストリームポータブルには容量が250、500、1000、2000と4種類用意されており、その順に値段も高くなります。
1GBあたりの価格、つまり割合で言うと250GBだけ少し割高になっています。
買うなら500GB以上がおすすめです。
◆ベンチマーク
外付けSSDはパソコンのUSBポートに接続して使用します。
USB-Cにも対応していますが、我が家のパソコンはUSB3.0なのでUSB3.0で接続しました。
(USB-C⇒USB3.0への変換アダプターは付属なのがうれしい)
有名なソフトCrystaldiskmarkを使ってベンチマークをとってみました。
シーケンシャルリードは440MB/s
普通SATA接続の内蔵SSDだと500MB/s台は出ますが、外付けだとその80%くらいに留まります。
4Kランダムアクセスも同様に少し遅い数字。
ただこれでもSDカードやUSBメモリ、そしてHDDなどと比べると圧倒的な速度です。
SDカードで同じベンチマークをとると以下のようになります。
SDカードよりは格段に速いです
◆実測
ぼくのパソコンの元の容量は250GB
その容量を圧迫しているのは99%が画像ファイル、RAWデータです。
撮った写真の95%は捨てているのですが、それでも残りの5%が積もりに積もって残り容量が24.3GBしかないことに。
そこで大量のRAWデータの中から古いものは一旦外付けのSSDに移してしまおうと考えたのです。
データは月ごとのフォルダーに整理されています
data1706(2017年6月に撮った写真)といったフォルダーが数十個あって、その1つ1つの中には小さなファイルがそれぞれ100個くらいあります。1つのフォルダーのサイズは大体1GB~3GBくらいです。
試しに2.12GBのフォルダーを1個、外付けSSDへ転送してみました。
転送にかかった時間は約42秒でした。
予想してたよりは時間がかかりました。
ぼくの勝手なイメージでは、数秒でパッと転送できるものだと思っていたからです。
ただ冷静に考えてみると、こういう小さいファイルを大量に送るのって、かなり時間がかかるもの。1つの大きなファイルを送る方が簡単なのです。
ベンチマークで言うなら、1つの大きなファイル転送にはシーケンシャルライトの速度が効いてきます。
今回のように小さな大量のファイルとなると、4Kライトの速度に近くなるのでしょう。
実際、いくつかのフォルダーで試したところ、下表のようになりました。
転送速度は30MB/s~50MB/s
これは先にとったベンチマークの4Kライトの数値と大体一致します。
おお、なるほど、そういうことか!と納得しました。
元のフォルダーを圧縮しておけば、もっと速く転送できるみたいなので、試してみたのですが、そのファイル圧縮に時間がかかるというオチでダメした。
ということで、20分くらいの作業で30GB分のデータ転送が完了。
ファイルのやりとりは、USBメモリやSDカードと同じ要領なのでとても簡単です。
これでパソコンの空き容量も24GBから60GB近くへ。ひとまず安心な状態になりました。
今後、パソコン本体に溜まっていくデータを少しずつこの外付けSSDへ移していく予定です。
◆SanDisk エクストリーム ポータブルのおさらい
・手のひらサイズでとてもコンパクト
・容量500GB以上がおすすめ
・USB-C、USB3.0、両方OK(変換アダプターが付いてくる)
・USB3.0接続でシーケンシャルライトは440MB/s、4Kライトが40MB/s
・大量の小さなファイル転送だと30MB/s~50MB/sくらい
・USBメモリ、SDカード、外付けHDDよりは圧倒的に速い
アマゾンで買ったらすぐに届けてくれました