LenovoのThinkPad E16 Gen 1は2023年5月発売のノートPC
この1年ダメダメだったThinkPad Eシリーズがデザインを一新。ThinkPad E16として新発売されました。
はっきり言って2022年のThinkPad Eシリーズは欠点だらけでした
- 16:9ディスプレイのまま
- USBポートが3つ(実質2つ)
- 低速のUSB2.0がある
- Core i5、メモリ8GBで10万と高い
当サイトでは発売直後に低評価を下しています。
Lenovoもあまり売る気はなかったと思います。通常なら値下げがあってもいい頃合いでも全く動かず。まるで存在してないかのような扱いでした。
2023年のThinPad E16では
- 16:10ディスプレイになった
- USBポートは4つに増えた
- 低速のUSB2.0は依然残ってる
- Core i5、メモリ8GBで9万。少し安くなった
と4個中3つが改善されました。
現在はカスタマイズ可能なモデルと固定構成モデルの両方が販売されていますが、今後は固定構成モデルがメインになってくるはずです。そのときの価格がポイントになってくると思います。
◆スペック概要
OS: Windows 11 Home/Pro
CPU: Core i3-1315U/Core i5-1335U/Core i7-1355U/Core i5-1340P/Core i7-1360P
メモリ: 8GB、最大24GB
SSD: 256GB/512GB/1TB
グラフィックス: Intel Iris Xe/Intel UHD/GeForce MX550
ディスプレイ: 16インチ FHD(1920×1080)、2.5K(2560x1600)
Webカメラ: FHD (1080p)
生体認証オプション: 顔認証対応、指紋認証対応
USBポート: USB4 x1、USB-C 3.2 x1、USB3.2 x1、USB2.0 x1
インターフェイス: HDMI、有線LAN(RJ-45)、ヘッドフォン
重量: 1.76kg
カスタマイズモデルは多くの選択肢があり、自分好みに構成が可能です。
例えば、
Core i5-1335U
メモリ 16GB
SSD 256GB
FHD、63%sRGB
という構成で10.1万円(税込、送料込)
ミドルスペックにするなら最低このくらいは必要です。
ディスプレイのランクを上げて
Core i5-1335U
メモリ 16GB
SSD 256GB
FHD、100sRGB
という構成なら11.2万円(税込、送料込)
CPUをCore i7にすると11.9万・・・と少しずつ欲が出てきて価格も上がります。
ビジネスノート~クリエイター向けPCまでカスタマイズ自由度が高いのが良い点です。
◆キーボードにこだわる人におすすめ
ThinkPadの特徴はキーボード。
写真は2020年モデルですが、新モデルもそう変わりはないはずです。
Enterキーまわりの形状もきれいですし、矢印キーが一段下がっていてPgUp、PgDnも独立しています。ストロークが深く打ちやすいキーボードです。
中央のトラックポイント(赤ポチ)も欠かせないですね。
Lenovoには安いIdeaPadシリーズもありますが、キーボードにこだわるならThinkPadの方がおすすめです。
◆まとめ
・16:10ディスプレイなど改善された点が3つ
・IdeaPadよりちょい高いが悪くない
・カスタマイズ自由度高い
・今後は固定構成モデルへと移行しそう
今後心配な点は
・カスタマイズモデルの納期が遅くなる
・固定構成モデルだとsRGBカバー率100%のディスプレイが選べない
の2つ。
逆にいまなら自由にカスタマイズでき、納期も早めです。