ThinkPadのTシリーズに何やら見慣れない機種が1つ混じってるなあと思ったら、モバイルワークステーションでした
ThinkPad T15g
15.6型で重さは2.74kgと重量級。
それに見合うだけのスペックを備えています
◆スペック概要
OS:
Windows 10 Home (64bit)
Windows 10 Pro (64bit)
Windows 10 Pro for Workstations (64bit)
CPU:
インテルXeon W-プロセッサー
第10世代インテルCorei5,i7,i9-Hプロセッサー
メモリ:
最大128GB
SSD:
最大2TB
グラフィックス:
NVIDIA GeForce RTX 2080
NVIDIA GeForce RTX 2070
ディスプレイ:
15.6型 FHD IPS液晶 (1920×1080) 、光沢なし、300nit
15.6型 FHD IPS液晶 (1920×1080) 、光沢なし、500nit、HDR
15.6型 UHD IPS液晶 (3840×2160) 、光沢なし、600nit、HDR
15.6型 UHD OLED (有機ELディスプレイ) (3840×2160) 、光沢あり、400nit、マルチタッチ対応、HDR
USBポート:
USB Type-C 3.1 Gen 2 x2(Thunderbolt 3対応)
USB Type-C 3.1 Gen 1 x1
USB Type-A 3.1 Gen 1 x2(内、Powered USBx 1)
インターフェイス: HDMI、フルサイズSD、有線LAN(RJ-45)
バッテリー: 17.4時間
重さ: 2,74kg
見てるだけで恐ろしくなるようなスペックです(笑)
実はこのT15gは、すでに販売されているThinkPad P15とほとんど同じ仕様です。
P15との違いはグラフィックス。
P15はQuadroシリーズですが、T15gにはGeForce RTXシリーズが搭載されています
Quadroは3DCAD向けであるのに対し、GeForceシリーズ搭載のT15gはゲーム向け(万能向け)です
T15gに搭載できるRTX 2070やRTX 2080は性能が高く、ゲーミングノートとしても上位に位置します。3DCADもそこそこ使えるようで、Nvidiaの公式HPには以下のような目安が載っています
3DCAD | ビデオ 編集 | ゲーミング | レイトレーシングコア | |
GeForce GTX 1660Ti | 4K | 1080p | ||
Quadro T2000 | 4K | 1080p | ||
GeForce RTX 2060 | 中規模モデル | 6K | 1080p | ○ |
GeForce RTX 2070 | 大規模モデル | 6K | 1080p | ○ |
Quadro RTX 3000 | 中規模モデル | 6K | 1080p | ○ |
メモリは最大128GB
SSD容量と間違えそうなメモリです(笑)
ゲームやクリエイター向けで考えるなら32GBくらいあれば十分でしょう。
ディスプレイは高輝度600nit、4K(UHD)も用意されています
◆インターフェイスも充実
当然ですが、インターフェイスも充実しています
ただ配置は注意しておきましょう。
筐体の背面に
・有線LAN
・USB Type-C 3.1 Gen1
・USB Type-C 3.1 Gen2×2(Thunderbolt 3対応)
が付いています
そして側面には
・SDカードリーダー
・USB Type-A 3.1 Gen1
・HDMI
などです
背面のポートは、抜き挿しする頻度が高いと使いづらいです。USBーCポートが全部背面に設置されているのはちょっと気になります。
外部ディスプレイと接続するなら背面で大丈夫ですが、何かちょっとしたものをUSB-Cポートに接続したい場合は不便に感じるかもしれません。
気になる点はそのくらいで、スペックに関しては何の文句もないと思います
あとは価格。
ThinkPadは、平日の夜間と土日に価格が安くなります。
その時間帯をねらって注文しましょう