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【レビュー】ASUS Vivobook S 14X OLED S5402ZAは性能に不満

ASUS Vivobook S 14X OLEDは2022年9月発売のノートPC

  • 14.5インチ、1.63kg
  • CPUはCore i7-12700H
  • 2.8Kの有機ELディスプレイ(OLED)

という特徴をもっています。

結論から言うと、

良い
彩度が高く、とても美しいディスプレイ
sRGBカバー率 100%、AdobeRGBカバー率 99%
打ちやすいキーボード
Thunderbolt端子が2つ

悪い
Core i7-12700Hの性能をフルに発揮できていない
SDカードスロットなし
ファンが回りやすい

となります。

実機を見ながらレビューしていきたいと思います。

レビュー機のスペック

・型番: S5402ZA-M9049W
・OS: Windows 11 Home
・CPU:Core i7-12700H
・メモリ:16GB (8GBx2)
・ストレージ: SSD 512GB
・グラフィックス: Intel Iris Xe Graphics
・ディスプレイ:14.5型 (2880×1800)、光沢、OLED
・USB: Thunderbolt 4 x2、USB3.2 Type-A x1、USB2.0 x1
・インターフェイス: HDMI、ヘッドフォン
・Webカメラ: HD(720p)、プライバシーシャッター
・顔認証なし、指紋認証あり
・サイズ: 322.3×230.9×17.9~18.4mm
・重量: 1.63kg
・WPS Office 2 Standard Edition

CPUは14コア20スレッドのCore i7-12700H。インテル第12世代のエースを搭載しています。

レビュー機と同時発売のモデルでCPUがRyzen 7 6800Hだったり、Core i5-12500Hだったりといろいろバージョンがあります。価格や在庫と相談しながら自分に合ったモデルを選ぶといいでしょう。

ディスプレイは共通で2.8K(2880×1800)のOLEDです。

上記の構成で価格は19.0万円(税込、送料込)となっています。

※価格は変動することがあるので最新情報はASUSのオンラインストアで確認してください。

デザイン、ディスプレイ

カラーはサンドグレイとミッドナイトブラックの2通り。レビュー機はサンドグレイ。明るめのグレーです。

天板にVivobookのロゴがおしゃれに入っています。

指紋が目立たず良いデザインなのですが、高級感という意味ではもう一歩。もう少し金属っぽさ(光沢感)を出しても良かったかなと思います。

重さは1.63kg、実測でも1.617kgとほぼ公称値どおりの重量でした。

持ち歩きには向かない重さですが、まあ基本は据え置き用のPCなのでこれはそこまで問題ではないでしょう。

ディスプレイは

・2.8K 2880×1800
・有機EL (OLED)
・縦横比16:10
・光沢、タッチ非対応
・リフレッシュレート 60Hz、120Hz
・輝度(明るさ) 400nit
・色域 sRGBカバー率 100%、AdobeRGBカバー率99%

という仕様。

光沢タイプなので映り込みがありますが、それ以外はほぼ完璧と言っていいくらいの品質です。

有機ELらしく、コントラストが効いていて、色も鮮やかです。

画像編集などのクリエイティブな作業に使うにはとても良いディスプレイと言えます。

ディスプレイ上部のWebカメラには、プライバシーシャッターが付いています。

カメラを使用しないときは隠しておける仕組みになっているのですが、このシャッターが指にひっかかりにくく開け閉めしづらかったのが残念です。

良い: 有機ELディスプレイの美しさ
微妙: 高級感が少し物足りない
悪い: プライバシーシャッターが開け閉めしづらい

ベンチマーク

CPUはインテル第12世代のCore i7-12700H。

PassMarkのベンチマークテストを実施したところ、

シングルスレッド: 3572
マルチスレッド: 21762

というスコアでした。

シングルスレッドは十分高いですが、マルチスレッドは期待ほど伸びていません。12700Hの平均の80%くらいのスコアになります。

スコア的にはRyzen 7 6800UやCore i7-11800Hと同等です。悪くはないスコアですが、もっと上の性能を期待していただけに残念です。

参考までにパフォーマンスレベルを最高値に設定してもスコアはほとんど変わりませんでした。

リアルなアプリの快適度

当サイトが重視するベンチマークテスト、PCMark10の結果を見てみましょう。

PCMark10は一般的な利用、ビジネス利用、デジタルコンテンツ制作の3種類の作業の快適さを計測するベンチマークソフトです。

結果はすべての項目で目安となるスコアを上回りました。

Essentials(一般的な利用) 8917 (目安4100)
Productivity(ビジネス利用)6724 (目安4500)
Digital Contents Creation(デジタルコンテンツ制作) 6141 (目安3450)

Lenovoの14型ノート Yoga 770i (Core i7-1260P搭載)と比較してみます。

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アプリ起動とWebブラウジングで少し差をつけられていますが、それ以外はほぼ同等。Core i7-1260Pと同じくらいの性能であることがわかります。12700Hのポテンシャルをフルに発揮できていませんが、性能自体はまずまず優秀です。

PhotoshopでRAW現像

PhotoshopでRAW現像10枚にかかる時間を計測してみました

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タイムは7.7秒。まずまずの速さですが、第12世代インテルの中では下位のタイムです。

Davinci Resolveで動画編集

動画編集ソフトのDavinci Resolveで180秒の動画をyoutube用に書き出すのにかかった時間を計測してみました。。

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タイムは84.8秒。同じ第12世代のCore i7-1260Pよりは速いタイムでしたが、ゲーミングPCに搭載されているCore i7-12700H(Legion 570i)と比較するとかなり遅いです。

軽めのゲーム

最後にファイナルファンタジーXIV 暁月のフィナーレ(2021年発売)でベンチマークをとってみました。

1920×1080 標準品質(ノートPC)という条件でスコアは5000、「普通」という結果でした。

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本機は外部グラフィックスを搭載していないのでゲームは厳しいと思います。

以上のことをわかりやすくまとめると

○ネット、動画鑑賞
○オフィス系ソフトで事務作業
○Web会議
〇画像編集(RAW現像)
△動画編集
×ゲーム

という快適度になります。

性能自体は良いですが、2022年のエース格であるCore i7-12700Hとしては物足りない部分があります。

悪い: 期待された性能を出せていない
微妙: 1ランク下のCore i7-1260Pクラスの性能は確保
良い: 画像編集までなら快適

キーボードの配列と打鍵感

キーピッチ(キーの間隔)は19mm、キーストローク(深さ)は1.4mmです。

キーの形状が少し歪です。

Backspaceキーと横のキーくっついており、「¥」キーが極端に小さいのが目につきます。

電源ボタンはDeleteの横。指紋センサーと一体になっていて使いやすいです。

ただ電源ボタンを押しても本体のどこも光らないので、本当に電源が付いたのかどうかわかりにくいのがマイナスです。画面にASUSのロゴが出てBIOSが立ち上がるまで2~3秒あるのでその間「あれ?」と戸惑いました。

キーボードの打鍵感は良いです。タイプしたときにクリック感があり、とても好みです。形状が歪なのが残念ですが、このキーボードなら長文を打つのも苦にならないです。

タッチパッドも130x75mmと広くて操作性も良好でした。

良い: 打鍵感がとても良い
微妙: キー形状が少し歪
悪い: 電源が入ったのかどうかわかりにくい

インターフェイス

USBポートは全部で4つ。

万能ポートであるThunderbolt 4が2つ。あとはUSB3.2とUSB2.0です。

低速なUSB2.0が1つ残っているのはマイナスですが、代わりに高速なThunderbolt 4が2つ付いています。

あとはHDMIとヘッドフォンジャックです。

SDカードスロットは付いていないので注意しましょう。デジカメのデータを取り込むときは、SDカードリーダーを買ってUSBポートに取り付けることになるかと思います。

良い: Thunderboltが2つ
悪い: SDカードスロットなし

バッテリー、排気音、熱など

バッテリー容量は70Whと平均より大きい容量です。 

以下の条件でテストしてみました。

・画面の明るさをMAX
・wifi環境
・youtube動画を流しっ放し

結果は約7時間でした。

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バッテリーライフは平均的です。

気になった点としては、Windows起動直後やちょっとした負荷時にファンが回る頻度が多いことです。ファンの音自体はそんなにうるさくないです。扇風機の「弱」くらいの音がします。

高い負荷をかけると扇風機の「中」くらいになりますがこれは他の機種でもそうなので問題ないです。むしろ低負荷時のファンをもっと抑えてほしいなと思いました。

評価まとめ

WordPress Tables Plugin

短所
・Core i7-12700Hの性能としては不十分
・SDカードスロットなし
・低負荷時にファンが回るのが気になる
・ASUSには似たような機種が多い

長所
・彩度が高く、とても美しいディスプレイ
・色域も広く、クリエイティブな作業に向いている
・打ちやすいキーボード
・Thunderbolt端子が2つ

ちょっと辛口になってしまいましたが、これぐらい厳しい目で見てるサイトは他にないと自負しています。ユーザーの皆さんの有益な情報になれば幸いです。

正直、悪い点も多いですが、良い点も多いので人によって評価は分かれるかなと思います。

本機はCore i7-12700H搭載ですが、実質的には1つランクが下のCore i7-1260Pレベルの性能になっています。

これは個体差ではなくこの機種の仕様です。
やはり12700Hは発熱量も高いので、その性能をフルに発揮しようと思うと、ボディのデザインをもっと大きくしないといけないのかもしれません。

期待どおりではなかったのは残念ですが、性能自体はまずまず良いです。
定評のある有機ELディスプレイは色域が広く、色がとても鮮やかです。

キーボードも打ちやすく、USBポートもThunderboltが2つ付いていてなかなか良いと思いました。

あとは価格と他機種との比較で決めたいところ。実際ASUSには似たような機種が多く、どれを選んだらいいか迷ってしまいます。

今回レビューしたVivobook S 14X OLEDと似た構成で

・Vivobook 14X X1403ZA
・Zenbook 14 OLED

という選択肢もあります。

WordPress Tables Plugin

ディスプレイのランクを落とすならVivobook 14Xが12万で買えます。
安さ重視ならこれぐらいでもいいかも。

Vivobook 14X X1403ZA

CPUのランクを落とせばZenbook 14 OLEDが15万です。
Zenbookは重量が1.39kgと軽いのが長所です。

Zenbook 14 OLED UX3402ZA

Vivbook S 14X OLEDは今後値下がりがあるかもしれません。

Vivobook S 14X OLED S5402ZA

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