Lenovo Yoga 950iは14型1.37kgの変形2-in-1ノート
CPUはIntel第11世代TigerLake
Yogaシリーズの中では最上位となる900番台
ディスプレイは4K(UHD)液晶
とパッと見は凄そうな感じですが、いろいろ見ていくと「うーん・・」な部分もあって全体的には微妙だと思いました。
スペック概要は以下のようになっています
CPU: Core i5-1135G7、Core i7-1185G7
メモリ: 8GB、16GB
SSD: 512GB、1TB
ディスプレイ: 14インチ UHD(3840×2160)、光沢、タッチ対応
グラフィックス: Intel Iris Xe グラフィックス
USBポート: USB-C x2 (Thundebolt 4)、USB-A x1
インターフェイス: ヘッドフォン
バッテリーライフ: Core i5なら12.2時間、Core i7なら9.8時間
重さ: 1.37kg
ペン付き
微妙だと思った1つ目は重量の1.37kg
薄型Yogaの最上位モデルとしてはちょっと重いです。先代のYoga S940が1.25kgでしたから、それよりも120gの重量アップとなります。
4Kディスプレイでしかも2-in-1ということを考えれば、しょうがない部分もあると思いますが、もう少し軽くできなかったかなと思います。
そもそもこの機種に4Kディスプレイが必要なのかという点もあります。4Kにすることで価格は跳ね上がり、またバッテリーライフは短くなりました。
通常なら9時間くらいのバッテリーライフになるところを、バッテリー容量を増やして12.2時間(Core i5で)まで延ばしています。そのせいで重量が1.37kgまでアップしました。
4Kじゃなくても2Kや3Kぐらいの解像度で全体のバランスをとるという設計もあったのではないかと思います。
もう1つの気になる点は、端子類の配置です
写真のように、USBポートは全部左側面に集中しています。
これだとデスクのスペース如何によっては、すごく使いづらいという可能性も出てきます
できればUSB-Cの1つを右側面に配置してほしかったです。
◆Yoga Slim 750i Carbon
つい先日Lenovoが発表したYoga Slim 7i Carbonは重量が966gという超軽量タイプ。
13.3型QHD(2560×1600)のディスプレイを搭載しています。
まだ日本発売は未定ですが、Yogaの本命はどう考えてもこっちでしょう。
Yoga 950iも悪くないですが、焦って買うような機種ではありません。
この秋のYogaシリーズ発売を一通り見てから判断するのがベストだと思います。