RTX 4050を搭載可能な14インチノート、Yoga Pro 7i Gen 8

LenovoのYoga Pro 7i Gen 8は2023年4月発売のノートPC

似た名前の機種があるので間違えないように気をつけてください

Yoga 7i Gen 8 : 変形タイプの2-in-1、ペン付き
Yoga Pro 7i Gen 8: クラムシェル型（オーソドックス）

本機はProの方です。

• 14.5インチ sRGBカバー率100％の液晶
• CPUはインテル第13世代のHプロセッサー
• RTX 4050を搭載可能
• 重量は1.49kg

という特徴があります。

Yogaではペン付きの2-in-1が人気ですが、筆者の好みは今回のクラムシェル型です。

◆スペック概要

CPU: Core i5-13500H、Core i7-13700H
メモリ: 16GB LPDDR5-5200MHz オンボード
SSD: 512GB、1TB
ディスプレイ: 14.5インチ 2560x1600 or 3072x1920、100% sRGB、非光沢
グラフィックス: Iris Xe、GeForce RTX 3050、RTX 4050
USBポート: Thunderbolt 4 x1、USB-C x1、USB-A x1
インターフェイス: HDMI、ヘッドフォン
顔認証あり、指紋認証なし
Webカメラ: FHD (1080p）、プライバシーシャッター
重量: 1.49kg

最小構成は

Core i5-13500H
2.5K液晶
Iris Xeグラフィックス

で13.0万円（税込、送料込）です。

グラボを搭載するならカスタマイズモデル。

Core i7-13700H
3K液晶
RTX 4050

で20.5万円（税込、送料込）となります。

ゲームや動画編集に使いたいなら、グラボ搭載モデルが推奨です。

※最新価格はLenovoストアでチェックしてください。

◆14インチでどこまで性能をフルに出せるか？

14インチの薄型ノートにHプロセッサーを搭載、しかもRTX 4050搭載となったときに心配なのが熱の問題です。

熱問題はすなわちCPU性能の低下につながります。

先代のYoga Slim 770i ProXの場合はCore i7-12700H搭載でしたがその性能は1割～2割ほど落ちていました。また熱に関しても平均よりは高めの発熱でした。

しかしそれでも薄型ノートの中ではトップクラスの性能が出せていました。

後継機となる本機も同様の傾向があると思います。

CPU性能はカタログ値の8割～9割くらいを目安に考えておきましょう。

◆RTX 4050の性能

RTX 4050のTGPは70Wに設定されています。

3DMark TimeSpy Graphicsのスコアは以下のとおり

RTX 3060の105W、90Wといったところよりは下ですが、3050 Tiを搭載したゲーミングノートOMEN 16よりも上のスコアが出ています。

14インチの薄型ノートながらまずまず優秀な性能と言えるでしょう。

中量級ゲームならを1080pで快適にプレイできそうです。

また画像編集や動画編集でも活躍してくれそうです。

◆まとめ

• Yogaと言ってもクラムシェル型
• 3K液晶、RTX 4050搭載で20.5万はけっこうお買い得
• 性能をフルに発揮できない可能性はあるが、薄型ノートならトップクラス

ゲーミングノートというよりはクリエイター向けノートです。

性能とある程度の軽さを求める人には本機を推奨します。

⇒ Lenovoストア Yoga Pro 7i Gen 8