第10世代のCPU、Comet Lake、Ice Lakeもだいぶサンプル数が集まり、性能の傾向がある程度わかってきました
11月3日現在PassMarkが発表しているベンチマークスコアは以下のとおりです
コア数 | スコア | |
Core i7-10710U | 6 | 13233 |
Core i7-10510U | 4 | 9481 |
Core i5-10210U | 4 | 9010 |
Core i3-10110U | 2 | 5930 |
Core i7-1065G7 | 4 | 10828 |
Core i5-1035G4 | 4 | 10199 |
Core i5-1035G1 | 4 | 9125 |
Core i3-1005G1 | 2 | 5776 |
末尾「U」がCometLake
末尾「G+数字」がIceLake
CometLakeのCore i7-10710Uは6コア12スレッドと他よりもコア数が多いCPUです。そのため、PassMarkのベンチマークスコアは13000オーバーとかなり高い数値になっています
通常の作業では6コア全てを使うことまずなく、動画編集などごく一部の作業に限定されますから、このスコアをどの程度評価していいものか・・一応参考程度に見ておいた方がいいかもしれません。
コア数4同士で比べると、IceLakeの優秀さが目立ちます
Core i7-10510U < Core i7-1065G7
Core i7-10510U < Core i5-1035G4
Core i5-10210U < Core i5-1035G1
特にCore i5-1035G4はコスパ良さそうです
ご存知のようにIce LakeのCore i5以上はグラフィックスがIris Plus Graphicsで通常よりも描画性能が上がっていますから、それとCPUパワーの両方の恩恵を受けることができそうです
コア数2のCore i3で比較すると今度は逆に
Core i3-10110U > Core i3-1005G1
CometLakeの方が少し上です
また第8世代のCore i7-8565Uのスコアが大体9000くらいですから、それと比較で言うなら、
Core i7-10510Uで約5%アップ
Core i7-1065G7で約20%アップ
となっています