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Ryzen 7 6800UのPassMarkベンチマークスコア

Ryzen 7 6800Uは2022年以降に発売のノートPCに搭載されているAMDのプロセッサ。8コア16スレッド、TDP(熱設計電力)は28Wです。2022年の薄型ノート用CPUではエース格と言えるでしょう。

PassMarkのスコアは以下のとおり。

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シングルスレッドとマルチスレッド、両方を表にしています。

馴染みのあるマルチではスコアが20000超え。

2021年のゲーミングPCやクリエイター向けPCに搭載されているRyzen 7 5800HやCore i7-11800Hとほぼ同じくらいのスコアが出ています。

マルチスレッド性能は、主に動画の書き出し、3DCG作成などの作業に効いてきます。

シングルスレッドも3000超えと優秀です。
アプリ起動などの反応速度はこのシングルスレッドが効いてくるのでこちらも重要です。

インテルとの比較では、最上位のCore i7-12700Hは別格としても同じ階級(TDP=28W)のCore i7-1260Pとの比較では全然見劣りはしません。シングルでは少し下回っていますが、マルチスレッドのスコアはかなり上です。

PhotoshopでのRAW現像

実際にPhotoshopで10枚のRAWデータを現像するのにかかった時間を計測してみました。

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タイムは8.5秒。インテルのCore i7-1260Pが1つ飛び抜けたタイムになっていますが、その下にRyzen 7 6800U。Core i7-11800Hや1165G7よりもわずかに速く2位に位置しています。

以前のRyzenはAdobeとの相性が悪く、例えばRyzen 7 5800Uや5800Hでも12秒かかっていたのですが、それが6800Uになってかなり改善されていることがわかります。

Davinci Resolveで動画書き出し

動画編集ソフトのDavinci Resolveで180秒の動画をyoutube用に書き出すのにかかった時間を計測してみました。

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タイムは67.5秒とまずまずの速さ。Core i7-11800H搭載のクリエイター向けPCに迫るタイムでした。

上で述べたように、動画書き出しではマルチスレッド性能が効くのでCore i7-1260Pよりも速いタイムが出ています。

ゲーム

ゲーム用のベンチマーク3DMark FireStrikeのスコアは以下のとおり。

Ryzen 7 6800UとセットとなるGPUはRadeon 680Mです。
インテルの内蔵グラフィックスよりは上ですが、エントリーモデルのGTX 1650よりは下なので正直ゲーム用としてはまだまだでしょう。

最近人気のStray(猫が廃墟を歩き回るゲーム)の推奨がGTX 780でスコアは9473。680Mは6674なのでその基準に足りていません。まあそれなりにプレイはできると思いますが、あまり期待しすぎるのは良くないかなと思います。

まとめ

  • PassMarkスコアは優秀。Core i7-11800HやRyzen 7 5800Hと同等
  • 画像編集や動画編集用として性能高し
  • ガチ仕様にするならCore i7-12700H
  • ゲームはまだ力不足

薄型ノート用のCPUとしては非常に優秀です。Core i7-1260Pとの比較では、画像編集メインなら1260P、動画編集なら6800Uを推奨します。と言っても微妙な差なのでどちらでもいいと思ってもらって構いません。

Ryzen 7 6800U搭載機として注目なのはLenovo Yoga 770です。

Ryzen 7 6800U
メモリ16GB
SSD 512GB
ディスプレイ 14インチ 2.8K、有機EL
重量 1.42kg

という構成で15.2万円(税込、送料込)
コスパも良いです。

Lenovoストア Yoga 770 (14型 AMD)

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