2in1の中でも10万円以上するようなハイスペックなものを5つ採点してみました。
最初に断っておくと、ぼくは元々キーボードにうるさいタイプの人間なんで、ちょっと厳しめの採点になってしまいます。
少なくとも普通のノートPCぐらいのキーボードぐらいのレベルには達していてほしいなあと思いますが、残念ながらまだそのレベルに達していません。
1.Lenovo ideapad MIIX 700
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まずはLenovoのideapad MIIX 700から。
キートラベルは1.2mmぐらいと浅く、
長時間タイピングしていると辛いです。
採点: 40点(合格ライン80点として)
2.Lenovo ThinkPad X1 Tablet
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キートラベルは1.35mmと浅めです。床に着いた状態で使用すると、底打ち感があり、床から離して傾斜をつけると、今度はキーボード自体がグラグラします。
2016年の春に話題となった一台ですが、売れ行きはあまり良くないみたいです。
採点: 65点(合格ライン80点として)
3.Huawei MateBook
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キートラベルは1.4~1.5mmで深さはそこそこあります。5つの中では一番マシです。ただ反発力が小さいので、キーを打ったときの指が深みにはまってしまうような感覚があります。
採点: 70点(合格ライン80点として)
4.富士通 arrows Tab RH77/X
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キートラベルは1.5mm(公称)ということですが、もっと少し浅く感じました。キーボードが薄くペラペラで、長時間使用には耐えられないでしょう。
採点: 40点(合格ライン80点として)
5.Microsoft Surface Pro 4
最後はSurface Pro4。こちらは記事として取り上げていないので、ここに簡潔に書きます。
キートラベルは1.3mmですが、そこまで浅さは気になりません。しかしキーを打つと全体がたわみ、グラグラ振動するのが気になります。
採点: 60点(合格ライン80点として)
こうして見てみると、今後も分離型2in1のキーボードには期待できない可能性が高いです。
キーボードにこだわる人は、通常のノートパソコンを買った方が良いというのが現時点での結論です。