DELLのノートPC、最上位モデルXPS 13に新モデルが出ました。
XPS 13 9300は13.4インチ1.2kgの王道スタイルのモバイルノートです
すでにXPS 13には2019年の秋に刷新されたXPS 13 7390というモデルが存在します
今回の9300はその従来モデルと基本的なコンセプトは同じですが、CPUやディスプレイにおいて違いが見られます
CPU: Core i5-1035G1、Core i7-1065G7
メモリ: 8GB、16GB
SSD: 512GB、1TB
ディスプレイ: 13.4インチ 1920×1200(非タッチ)、3840×2400(タッチ)
USBポート: USC-C (Thunderbolt 3) x2
インターフェイス: microSD、ヘッドフォン
サイズ: 296x199x14.8mm
重さ: 1.2kg(非タッチ)、1.27kg(タッチ)
今回の9300と従来の7390の比較表です
XPS 13 9300 | XPS 13 7390 | |
CPU | 第10世代 Ice Lake | 第10世代 Comet Lake |
Core i3モデルなし | Core i3モデルあり | |
SSD | 標準512GB | 標準256GB |
ディスプレイ | 13.4インチ 輝度500nits | 13.3インチ 輝度400nits |
4Kモデル | あり | あり |
USBポート | USB-C x2 | USB-C x3 |
重さ(標準モデル) | 1.20kg | 1.23kg |
価格(最小構成) | 16.4万 | 10.3万円 |
価格(Core i5モデル) | 16.4万 | 11.7万円 |
◆ディスプレイの違い
一番の違いは、ディスプレイのサイズと明るさでしょうか
今回の9300では、ディスプレイの下辺の額縁も細くなっています
その分、見える範囲が広がり13.3⇒13.4インチとサイズが少し大きくなりました。
さらに明るさ(輝度)も400nitから500nitへのさらにアップしています
同じXPSシリーズのXPS 13 2-in-1 (7390)が500nitのディスプレイでした
以前レビューしたことがあるのでわかりますが、とても綺麗で見とれてしまうくらいの液晶です
写真はXSP 13 2-in-1
とは言え、XPS 13 7390のディスプレイも一般的なレベルで言えば、かなり上位に位置すると思います
◆USB-Cポートが1つ減った
ディスプレイがさらに進化した一方、USBポートの数は減りました。
従来の7390にはUSB-Cが3つ付いていましたが、新モデルは2つです
USB-Aへ変換するアダプターが付いてきますが、それでもポートは2つだけ。
この点は明らかにマイナスだと思います
おそらくですが、DELLは従来モデルも並行して売っていくつもりでしょう
7390と9300、ディスプレイかポート数か、好きな方を選ぶスタイルを続けると予想しています
◆その他の違い
その他の違いで言うと、
・Core i3モデルがない(今のところ)
・SSDの容量は512GBから
・重量は少し軽くなって1.20kg
という点でしょうか
もしかしたら今後Core i3モデルも用意されるかもしれません。
価格は発売直後ということもあり、少し高めです
Core i5 + SSD512GBのモデルが16.4万(税込、送料込)
一方従来の7390はCore i5 + SSD256GBが11.7万とだいぶ安いです
今後この差は縮まると予想しますが、いまの段階で言うなら
いま買うなら7390(従来モデル)かな~
です
ディスプレイはたしかに新モデルの方がすごいですが、ぼくの場合はなんやかんやで使い勝手とコスパを重視するタイプです
なので
XPS 13 7390のCore i5モデルが11.7万なら、全然OKって思います
もちろん新モデルも相当魅力があります