LenovoのIdeaPad Slim 5i Gen 8に新しいモデルが追加されています。
型番: 82XDCTO1WWJP4
CPU: Core i7-13620H
メモリ: 16GB
SSD: 512GB
ディスプレイ: 14インチ 1920×1200、IPS
という構成で11.0万円(税込、送料込)
結論から言うと、この構成はおすすめしません。
その理由を簡単に説明しておきます。
◆内蔵グラフィックスはIntel UHD
上記の構成では、内蔵グラフィックスはIntel UHDになります。
インテルで現状ベストなのはIntel Iris Xe。
それよりも1つ下のGPUになるのはマイナスです。
CPUをせっかくCore i7にアップしたのに、GPUが足を引っ張ってしまう構成でバランスが悪いです。
◆Core i7-13620Hも不安
Core i7-13620Hのカタログスペックは高いです。しかし本機のような薄型ボディのPCに搭載された場合、その性能をフルに発揮できない可能性が高いです。
1つ下のモデル(=Core i5-13500H)と性能面ではあまり差はないというのが当サイトの予想です。
◆普通にCore i5-13500H + OLEDがいい
Core i5-13500Hのモデルはディスプレイが有機EL(OLED)です。
色域が広く、色の鮮やかさが段違いなので、こちらの方が良いかなと思います。
写真は有機ELと通常のIPS液晶を比べたもの。写真でもある程度差がわかりますが、肉眼で見るとさらに差が出ます。
CPU | Core i5-13500H | Core i7-13620H |
ディスプレイ | 1920x1200、OLED | 1920x1200、IPS液晶 |
sRGBカバー率 | 100% | 63% |
GPU | Iris Xe | UHD |
価格 | 10.0万 | 11.0万 |
価格も13500Hモデルの方が安いです。
スペックのバランスを見ても13500Hの方ですね。Core i5とi7だからi7の方が良いという考えは捨ててください。
⇒ Lenovoストア IdeaPad Slim 5i Gen 8
【参考】Core i5-13500H + OLEDモデルのレビューはこちら